所得税確定申告書や付表、別表の「扶養控除の内訳」、「損益の通算の計算書」などを印刷することができます。それぞれ汎用用紙に印刷できるほか、「所得税確定申告書」はOCR用紙に印刷することもできます。
ここでは、印刷対象の申告書類を選択して、まとめて印刷する手順を説明します。
印刷前の確認
- お知らせ
印刷前に、画面右下のお知らせを確認してください。お知らせアイコンに色が付いている場合は、印刷時に確認を促すメッセージが表示されます。
また、「エラー」のアイコンに色が付いている場合は、エラー情報を解消しなければ印刷できません。
お知らせの確認方法 - 個人番号
個人番号は、事業所データに保存されません。そのため、印刷前に入力する必要があります。
OCR用紙に印刷する前に
プリンターやプリンタードライバーの印刷可能領域によっては、用紙の左右、または下端の文字が切れてしまうなど、正常に印刷できないことがあります。事前に白紙用紙に印刷を行い、すべての文字が印刷されているかどうかを確認してください。
OCR用紙に印刷する場合は、ミシン目から切り離し、1枚ずつ単票で印刷します。連続で印刷すると、プリンターに紙が詰まる可能性があります。1枚ずつ確認しながら印刷してください。
所得税確定申告書、付表の印刷
- 所得税確定申告書(または付表)が表示された状態で、[印刷]をクリックします。印刷画面が表示されます。
- プリンターや印刷部数などを設定します。設定を変更すると、印刷プレビューに変更が反映されます。
プレビュー画面の ページ切り替えは上下の[↑][↓]ボタンをクリックします。
書式 水色の部分をクリックして、印刷する書式を、「A4/縦/カラー」「A4/縦/モノクロプリンター用」「A4/縦/OCR用」から選択します。
<OCR用紙の形式で汎用用紙に印刷する場合>
カラープリンターの場合は「A4/縦/カラー」を選択し、カラー印刷できないプリンターは「A4/縦/モノクロプリンター用」を選択します。
※カラー印刷できないプリンターを使って「A4/縦/カラー」で印刷したものは、そのまま提出することはできません。
<OCR用紙に印刷する場合>
「A4/縦/OCR用」を選択します。プリンター 水色の部分をクリックして、印刷するプリンターを選択します。プリンターの設定については、Windowsのヘルプを参照してください。 印刷対象 印刷する帳票にチェックを付けます。
[書式]で「A4/縦/OCR用」を選択した場合は、印刷項目の設定ができます。
OCR用紙に印刷しない項目の設定(所得税確定申告書、付表)印刷位置調整 印刷位置を調整します。上下左右のボタンをクリックすると、[上下位置][左右位置]が変更されます。[上下位置][左右位置]に直接値を入力することもできます。 印刷部数 印刷部数を設定します。ただし、プリンターによっては設定できない場合があります。 印刷方法 [控用として印刷する]にチェックを付けると、控用の用紙を印刷します。控用の印刷では、個人番号は印刷されません。
なお、[書式]で「A4/縦/OCR用」を選択した場合は、控用の用紙を印刷できません。<所得の内訳書を所得の種類ごとに集計して印刷する場合>
所得の内訳書を所得の種類ごとに集計して末尾に合計行を印刷する場合は「所得の内訳書の設定」のタイトル部分をクリックして設定項目を表示し、印刷設定を行います。
所得の内訳書の設定 所得の種類で集計する チェックを付けると、所得の種類ごとに「収入金額」と「源泉徴収税額」の合計行をページの末尾に印刷します。 - [印刷実行]をクリックして印刷を実行します。元の画面に戻る場合は、[編集画面へ戻る]をクリックします。
所得税確定申告書の別紙明細の印刷