従業員の社会保険料(健康保険料、厚生年金、子ども・子育て拠出金)を納付したときは、事業主負担分と従業員負担分に分けて仕訳します。
子ども・子育て拠出金は全額を事業主が負担します。
【例】
社会保険料(健康保険料、厚生年金、子ども・子育て拠出金)87,000円を普通預金から納付した
(内訳:健康保険料30,000円、厚生年金56,000円、子ども・子育て拠出金1,000円)
借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 摘要 |
法定福利費 | 44,000円 | 普通預金 | 87,000円 | ○月分 社会保険料 事業主負担分 |
預り金 | 43,000円 | ○月分 社会保険料 従業員負担分 |
実際の負担額については、年金事務所から送付される「保険料納入告知額・領収済額通知書」でご確認ください。
※社会保険料(健康保険料、厚生年金)を毎月の給料から差し引くときに、「預り金」で仕訳していることを前提にしています。
従業員へ給与を支給したときの仕訳については、以下のページを参照してください。
従業員へ給与を支給したときの仕訳