弥生会計 オンライン上で実際の残高と合わない、または残高がマイナスになることがあります。
原因を特定して、状況に合わせて取引を修正します。
繰越利益がマイナスになっている場合
繰越利益の残高は、期首残高や取引の入力状況によってマイナスになることがあります。
[残高の設定]や取引の入力内容に誤りがなければマイナスのままでも問題ありません。
「残高が合わない/マイナスになっている」原因
弥生会計 オンラインでの以下のような入力間違いが考えられます。
- 「期首残高」の設定が漏れている、または間違っている
- 入力した取引の「金額」が間違っている
- 入力した取引の「科目」が間違っている
- 取引の入力が漏れている
「残高が合わない/マイナスになっている」場合の対処方法
以下の手順で「残高が合わない/マイナスになっている」原因を特定し対処します。
※必要に応じて「科目別の対処方法」も参照してください。いつから合わないのか、マイナスなのかを確認する
[残高試算表][残高推移表]を確認して、何月まで残高が合っていて、何月から合わない、マイナスなのかを確認します。
取引帳と実際の明細を確認する
残高が合わない、マイナスになっている月の[取引帳簿]と実際の領収書(レシート)、クレジットカード明細、通帳を確認して、入力間違いや入力漏れはないかを確認します。
実際の領収書(レシート)に、入力済みのものはチェックなど付けるとわかりやすいです。
入力間違いの修正や入力漏れの追加を行う
日付の間違い → 正しい日付に修正する金額の間違い → 正しい金額に修正する
取引の重複 → 片方の取引を削除する
科目の間違い → 正しい科目に修正する
取引の入力漏れ → 正しい取引を入力(追加)する
取引の修正や追加を行います。
該当する取引を表示させて、正しい内容に修正して、上書き保存します。
正しい残高に更新されたことを確認する
[帳簿][残高試算表][残高推移表]を確認して、正しい金額に更新されていることを確認します。
科目別の対処方法は、以下を参照してください。
残高が合わない/マイナスになっている(「現金」の場合) 残高が合わない/マイナスになっている(「その他科目」の場合) 残高が合わない/マイナスになっている(「売掛金」の場合) 残高が合わない/マイナスになっている(「買掛金」の場合) 残高が合わない/マイナスになっている(「普通預金」の場合)入力間違いや入力漏れを防ぐために
[スマート取引取込]を利用して金融機関と連携し、取引明細を自動で取り込むことで入力間違いや入力漏れを防ぎ、かつ作業時間の短縮ができます。
詳細は、「スマート取引取込 活用ガイド」を参照してください。
銀行明細、クレジットカードなどの取引データ、レシートや領収書のスキャンデータやスマホアプリで撮影したデータを自動仕訳するので、入力と仕訳の手間が省けます。