確定申告、業務の流れ(個人)
クレジットカードの利用時と引き落とし時の処理はどうするのが正しいですか?また、どのようにすれば便利に使えますか?(個人事業主の場合)

ID:ida618

クレジットカードを使用して支払いを行う場合には、カード会社から発行される支払明細だけでなく、カード利用時に発行される利用明細も保管しておきます。

記帳は、原則、発生主義で行わなければならないため、クレジットカードの利用代金の引き落とし時ではなく、商品の購入日の日付に費用処理することに注意しましょう。
この場合、クレジットカードの利用時には「未払金」などの科目を用いて処理します。

引き落とし時には、「未払金」を支払った仕訳をします。なお、クレジットカードの支払明細に個人的な家事費の支払いが含まれている場合には、その部分は「事業主貸」勘定を使って仕訳金額の調整を
します。

【例】
1月15日に消耗品 60,000円をクレジットで購入
1月17日に雑貨  10,000円をクレジットで購入
1月20日に個人用の雑貨 30,000円をクレジットで購入
2月10日に事業用の通帳から、上記3点の合計金額100,000円が引き落とされた。

・1月15日
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要
消耗品費 60,000円 未払金 60,000円 消耗品購入 ○○カード

・1月17日
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要
雑費 10,000円 未払金 10,000円 雑貨購入 ○○カード

・1月20日
 仕訳なし
※個人用の物品をクレジットで購入したときの仕訳は必要ありません。

・2月10日
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要
未払金 70,000円 普通預金 100,000円 ○○カード
事業主貸 30,000円 ○○カード

※個人的な家事費の支払いは、「未払金」ではなく、「事業主貸」で処理します。

また、期中は引き落とし時に経費で処理し、年末にまだ支払っていない買い物がある場合、
その分だけ未払処理する方法もあります。

【例】
10月20日に消耗品 50,000円をクレジットで購入
11月10日に事業用の通帳から、50,000円が引き落とされた。
11月20日に雑貨 40,000円をクレジットで購入
12月10日に事業用の通帳から、40,000円が引き落とされた。
12月20日に消耗品 30,000円をクレジットで購入
翌年1月10日に事業用の通帳から、30,000円が引き落とされた。

・10月20日
仕訳なし ※購入日の仕訳はしません

・11月10日
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要
消耗品費 50,000円 普通預金 50,000円 消耗品購入 ○○カード

・11月20日
仕訳なし ※購入日の仕訳はしません

・12月10日
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要
雑費 40,000円 普通預金 40,000円 雑貨購入 ○○カード

・12月20日
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要
消耗品費 30,000円 未払金 30,000円 消耗品購入 ○○カード

※翌年に引き落とされるものについては、購入日に「未払金」で処理します。

・翌年1月10日
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要
未払金 30,000円 普通預金 30,000円 消耗品購入 ○○カード

※翌年に前年の引き落としがあったときの仕訳は「未払金」を支払った処理をします。

事業の状況によって方法を検討しましょう。

なお、事業用の経費を個人のクレジットカードで支払ったときの仕訳については、以下を参考にご確認ください。

事業用の経費を個人のクレジットカードで支払ったときの仕訳は?

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