クレジットカードの引き落とし時に(ポイント)値引きがあったときの仕訳は、以下のそれぞれの場合で処理が異なります。
- ガソリンカードのようにどの値引きかわかる場合
この場合は支払時に値引きした金額をその科目から減らします。
【例】
クレジットカードでガソリンを10,000円で購入し、翌月に500円値引きされ9,500円を事業用の口座から支払った。・ガソリンを購入したときの仕訳
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要 車両費 10,000円 未払金 10,000円 ガソリン代 借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要 未払金 10,000円 普通預金 9,500円 クレジットカード支払い 車両費 500円 値引き分 - どの科目からの値引きかわからない場合
この場合は、支払時に雑収入で調整します。
【例】
・消耗品と雑貨を購入したときの仕訳
消耗品10,000円と雑貨5,000円をクレジットカードで購入し、翌月に500円値引きされ、
合計14,500円を事業用の口座から支払った。借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要 消耗品費 10,000円 未払金 15,000円 消耗品 雑費 5,000円 雑貨代 借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要 未払金 15,000円 普通預金 14,500円 クレジットカード支払い 雑収入 500円 値引き分
その他、クレジットカードに関する処理方法については、以下を確認してください。
クレジットカードの利用時と引き落とし時の仕訳(処理)方法
経費をプライベート(個人用)の現預金やクレジットカードで支払ったときの仕訳は?