開業までにかかった費用を処理する勘定科目は「開業費」です。
具体的には、開業準備期間中の賃借料、広告宣伝費、通信費、交通費などがあります。
「開業費」の仕訳方法は以下を確認してください。
開業前に支払った経費の仕訳は?
「開業費」は開業した年に全額を経費計上できますが、その年以降で自由に経費計上することもできます。
開業したばかりで利益の少ない1年目には計上せずに、利益が大きくなった2年目、3年目にまとめて計上するなどして、節税効果を上げることもできます。
ただし、以下の3点は一般的に「開業費」には含めません。
・後で返還される敷金
・10万円以上の固定資産
・商品の仕入代金
「開業費」に含めない代表例の仕訳方法は以下を確認してください。
開業準備で発生した費用のうち、開業費に含めないものの仕訳方法
詳細は所轄の税務署または税理士へご相談ください。