貸倒引当金とは、売掛金や貸付金などの金銭債権が将来、回収不能になった場合に備えて各年の利益から積み立てておく金額のことをいいます。
貸倒れの恐れのない一般債権は、債権額の合計額に過去の貸倒れ実績などを基にした一定の率を乗じた金額で計上します。なお、この計算については青色申告の決算の手引き 一般用(国税庁)「貸倒引当金」の項を参照してください。
これに対し、貸倒れの可能性が高い貸倒懸念債権や、破産更生債権等は債権を所得税法の定める基準に基づき個別に評価し、回収不能と思われる金額で計上します。
専門性の高い作業ですので、詳しくは税理士等の専門家に確認してください。