弥生ドライブに保存しているデータを開こうとした際に、「このデータは使用中のため、操作を実行できませんでした。弥生ドライブにログインして、データの状況を確認してください。(ステータスコード:72020)」のメッセージが表示されることがあります。
弥生ドライブのデータが「使用中」になる主な原因と対処方法は、以下のとおりです。
原因1:他のユーザーがデータを使用している
対処方法:他のユーザーがデータの使用を終了すれば、データが使用可能になります。
原因2:前回データを開いた際に、更新データがアップロードされる前に[弥生ドライブ]を終了した
対処方法:前回データを開いたコンピューターで、弥生製品を起動せずに[弥生ドライブ]を起動します。前回のデータがアップロードされずに残っていた場合、「ファイルのアップロード中」とメッセージが表示され、自動的に更新データがアップロードされます。アップロードが完了したら、「使用中」の状態が解除されてデータが使用可能になります。
弥生ドライブの起動
原因が特定できない場合や記載の対処方法で対処ができない場合
原因が特定できない場合や記載の対処方法で対処できない場合は、以下の手順で[弥生ドライブ]のデータを確認します。
- メッセージを[OK]ボタンで閉じ、弥生製品を終了してから、[弥生ドライブ]を起動します。 弥生ドライブの起動
- [弥生ドライブ]が起動したら、該当データの[状態]を確認して対処を行います。
対処1:[状態]が「使用中(△△)」と表示されている場合
△△には、弥生ID、またはサービス契約ID(お客様番号)が表示されます。△△のユーザーがデータを使用、またはロックしている状態です。
こちらの情報でユーザーが特定できる場合は、該当者に連絡をして、必要に応じてデータを閉じるか、データのアッロードを行っていただければデータが使用可能になります。
※使用者が特定できない場合、もしくはユーザーが自分自身になっている場合は、対処3を確認してください。
対処2:[状態]が空欄の場合
[状態]が空欄の場合、該当データは使用可能な状態です。
弥生ドライブを起動した際に、前回のデータがアップロードされた可能性があります。弥生製品でデータが開けるかを確認してください。
[弥生ドライブ]のデータをダブルクリックして、弥生製品を起動することも可能です。
対処3:ここまでの対処方法で対処できない場合
ここまでの対処方法で対処ができない場合、[弥生ドライブ]で強制的に[ロック解除](使用中状態の解除)をすることも可能です。
他のユーザーが使用中に[ロック解除]を行うと、データの整合性が取れなくなりますので、必ず他のユーザーが使用していないことを確認のうえで実行してください。
以下が[ロック解除]の操作になります。
- ロックを解除するデータにチェックを付けて[ロック解除]をクリック、またはロックを解除するデータ上で右クリックし、[ロック解除]をクリックします。
- [ロック解除]をクリックすると、[状態]が空欄になり、データが使用可能になります。
データを開いて、最新の内容になっていることを確認して利用してください。
弥生ドライブのデータを誤って更新してしまった場合
弥生ドライブのデータを誤って更新してしまった場合、弥生ドライブに保存されている履歴から、データを過去の状態に戻すことが可能です。
復元方法の詳細は、以下を参照してください。
上書きしてしまった弥生ドライブのデータを、過去の状態に戻したい