法人データで棚卸を行う場合は、コンピューター会計のための特殊な仕訳を登録する必要があります。
[会計期間]が「4月1日~3月31日」の場合を例に説明します。次のパターンを選択してください。
・毎月棚卸の仕訳を入力する場合
・決算時のみ棚卸の仕訳を入力する場合
毎月棚卸の仕訳を入力する場合
- クイックナビゲータの[決算・申告]カテゴリから[決算書設定]をクリックします。[決算書設定]画面が開きます。
- [棚卸の仕訳の入力]で[毎月入力している]を選択して[○]を付けます。
[決算書設定]画面の[閉じる]をクリックします。 - クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[振替伝票]をクリックして仕訳を入力します。
ここでは例として以下の仕訳を入力します。
取引を入力する前に
次の決算書項目を新たに追加した場合や、名称を編集した場合は、金額が正しく集計されません。必ず初期値の決算書項目および決算書項目名称で使用してください。期首商品棚卸高 期首仕掛品棚卸高 期末商品棚卸高 期末仕掛品棚卸高 期首製品棚卸高 期首半製品棚卸高 期末製品棚卸高 期末半製品棚卸高 期首材料棚卸高 期末材料棚卸高
期首の商品(4月1日)が100,000円、期末に棚卸をした結果(4月30日)が200,000円の場合日付:4月30日 借方金額 借方勘定/補助 摘要
借方税区分/貸方税区分貸方勘定/補助 貸方金額 1 100,000 期首商品棚卸高 [対象外] [対象外] 商品 100,000 2 200,000 商品 [対象外] [対象外] 期末商品棚卸高 200,000 - [登録]をクリックします。
- 2か月目(5月)以降も、毎月上記と同じ仕訳を各月末の日付で入力します。
残高試算表(月次・期間)と決算書では「期首商品棚卸高」と「期末商品棚卸高」の金額は異なります
- 残高試算表(月次・期間)…期首商品棚卸高、期末商品棚卸高ともに各月の累計額
- 決算書…期首商品棚卸高は期首月の残高、期末商品棚卸高は決算期末月の入力額
決算時のみ棚卸の仕訳を入力する場合
- クイックナビゲータの[決算・申告]カテゴリから[決算書設定]をクリックします。[決算書設定]画面が開きます。
- [棚卸の仕訳の入力]で[決算時のみ入力している]を選択して[○]を付けます。
[決算書設定]画面の[閉じる]をクリックします。 - クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[振替伝票]をクリックします。
- [決算仕訳]の[▼]をクリックして、[決算]を選択します。
- 仕訳を入力して[登録]をクリックします。ここでは例として以下の仕訳を入力します。
期首の商品(4月1日)が100,000円、期末に棚卸をした結果(3月31日)が200,000円の場合日付:3月31日[決算] 借方金額 借方勘定/補助 摘要
借方税区分/貸方税区分貸方勘定/補助 貸方金額 1 100,000 期首商品棚卸高 [対象外] [対象外] 商品 100,000 2 200,000 商品 [対象外] [対象外] 期末商品棚卸高 200,000