賞与支払が同月に2回以上ある場合の厚生年金保険料の算出方法 弥生給与 サポート情報

ID:ida19494

賞与から控除する厚生年金保険料は、各従業員へ支給する賞与額から1,000円未満を切り捨てた額を[標準賞与額]とし、この[標準賞与額]に厚生年金の保険料率を乗じて求められます。
厚生年金保険料の[標準賞与額]には上限が設けられており、1か月につき150万円(同月に2回以上支給されたときは合算した額)とされています。

『弥生給与(やよいの給与計算)』は、同月に2回以上の賞与支払があっても、1回ごとに厚生年金保険料を求めているため、1か月当たりの上限の自動判断を行うことができません。
そのため、同月に2回以上の賞与支払があるときは、厚生年金保険料を手計算し、必要に応じて差額を調整してください。



[標準賞与額]が150万円を超えない場合

例)同じ月に「500,900円」と「400,200円」の2回の賞与が発生した場合の[厚生年金保険料]

支給日賞与額 標準賞与額 保険料率 厚生年金保険料
1回目賞与 9/10500,900円 500,000 91.500 45,750円
2回目賞与 9/20 400,200円 400,000 91.500 36,600円


1回ごとに計算された厚生年金保険料の合計は82,350円ですが、
正しい厚生年金保険料は、2回分の賞与を合算した標準賞与額901,000円×91.500/1000=82,441円になります。
82,441円-82,350円=91円の差額が発生します。
この差額を2回目の賞与の厚生年金保険料36,600円に加算した額に修正します。
  • クイックナビゲータの[賞与支払]カテゴリから[明細入力 明細書の印刷]をクリックします。
  • 従業員を選択します。
  • [変動項目]のチェックを外して、[厚生年金保険料]を直接修正します。


[標準賞与額]が150万円を超える場合

例)同じ月に「856,500円」と「789,200円」の2回の賞与が発生した場合の[厚生年金保険料]
支給日賞与額 標準賞与額 保険料率 厚生年金保険料
1回目賞与 9/10 856,500円 856,000円 91.500 78,324円
2回目賞与 9/20 789,200円 789,000円 91.500 72,193円


1回ごとに計算された厚生年金保険料の合計は150,517円ですが、
2回分の賞与を合算すると[標準賞与額]が150万円を超えているため、
正しい厚生年金保険料は、標準賞与額の上限1,500,000円×91.500/1000=137,250円になります。
150,517円-137,250円=13,267円の差額が発生します。
この差額を2回目の賞与の厚生年金保険料72,193円から差し引いた額に、修正します。
  • クイックナビゲータの[賞与支払]カテゴリから[明細入力 明細書の印刷]をクリックします。
  • 従業員を選択します。
  • [変動項目]のチェックを外して、[厚生年金保険料]を直接修正します。

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