請求明細書の消費税額を調整したい 弥生販売 サポート情報

ID:ida20346
請求書の消費税額が、取引先や手計算した額と一致しない場合の対処方法を記載します。

消費税額が取引先や手計算と誤差がある場合は、まずは得意先台帳の[税端数処理]の[切り上げ][切り捨て][四捨五入]の設定が正しいかどうかを確認してください。

[税端数処理]の設定に誤りがあった場合は、正しく修正してください。修正した[税端数処理]は次回作成する伝票から反映しますので、今回の請求書の消費税額は以下の手順で調整してください。
また、台帳の設定が正しいうえで差額の調整を行いたい場合も、以下の手順を参照してください。

請求先の[税転嫁]の確認

請求先の[税転嫁]によって消費税調整の方法が異なりますので、[得意先台帳]で[税転嫁]を確認します。


A.税転嫁に[外税/請求時]を使用している場合

状況に合わせて以下のどちらかの方法で、請求明細書の消費税額の修正を行います。

1.[税端数処理]の設定を間違えていた場合の修正手順

得意先台帳で正しい[税端数処理]の設定に変更した後、請求の締切をし直すことで、新しい[税端数処理]の設定で消費税計算を行えます。
  • 得意先台帳で[税端数処理]を正しい設定に変更します。
  • 該当の請求先を選択して、請求締切の取消を行います。 請求締切の取消手順
  • クイックナビゲータの[売上]カテゴリから[請求の締切]をクリックして、[締日]を入力して[集計]をクリックします。
  • 消費税の調整を行った得意先を指定して[ズーム]をクリックして、[請求明細書]で消費税額を確認します。
  • 内容が正しければ[請求明細書]の画面を閉じ、[請求締切]画面で締切を行います。
  • 必要に応じて請求書を発行(印刷)します。

2.[税端数処理]の設定は正しいが、端数が合っていない場合の修正手順(消費税額を手修正する手順)

[税転嫁]に[外税/請求時]を使用していて、請求書の消費税額を調整する場合は、売上伝票で売上額に対する消費税額を手入力します。
消費税額は消費税率(課税区分)ごとに手入力する必要があります。
ここでは税転嫁が[外税/請求時]の請求書で、「課税 10.0%」の消費税額「2,929円」を、「2,930円」に調整する場合を例に説明します。

  • [請求締切]の処理が既に終了している請求書の調整を行う場合は、手順2の前に[請求締切の取消]を行います。 詳細な手順は、 請求締切の取消手順 を参照してください。
  • クイックナビゲータの[売上]カテゴリから[得意先への売上]をクリックします。
  • [売上日]に今回の請求締切日を入力します。
  • [得意先]は、消費税調整を行う得意先を選択します。
  • 明細部の[内訳]をクリックして、「消費税」を選択します。
  • この伝票の税転嫁が「外税/手入力」に変更される旨のメッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。 商品名欄に自動的に[消費税]と表示されます。
  • 売上日に応じた課税区分が[商品コード]欄に自動で表示されます。表示された課税区分は[商品コード]欄をクリックすると変更できます。 [数量]、[単価]は空欄にし、[金額]欄に消費税の金額「2,930」を入力して、[登録]をクリックします。

    複数の課税区分(消費税率)の消費税額を修正したい場合は、2行目の明細でも同じ操作を行います。

  • クイックナビゲータの[売上]カテゴリから[請求の締切]をクリックして、[締日]を入力して[集計]をクリックします。
  • 消費税の調整を行った得意先を指定して[ズーム]をクリックして、[請求明細書]で消費税額を確認します。
  • 内容が正しければ[請求明細書]の画面を閉じ、[請求締切]画面で締切を行います。
  • 必要に応じて請求書を発行(印刷)します。


B.税転嫁に[外税/請求時]以外を使用している場合

以下のどちらかの方法で、請求明細書の消費税額の修正を行います。

1.[税端数処理]の設定を間違えていた場合の修正手順

[外税/請求時]以外の税転嫁では、売上伝票ごとに消費税を計算しています。
正しい[税端数処理]の設定で売上伝票の消費税計算を行うには、伝票を1枚ずつ修正する必要があります。

請求明細書だけでなく、売上伝票の[税端数処理]も正しく計算したい場合や、売上レポートの売上額の消費税額を正しく計算したい場合は、伝票ごとに[税端数処理]を正しくするための操作を行ってください。

修正手順概要

正しい[税端数処理]の設定を読み込むために、以下の操作を行います。

  • 端数処理を修正したい売上伝票を開き、一度別の得意先に変更します。
  • 本来の得意先を選択し直して、売上伝票を登録します。

この操作によって、[税端数処理]の設定が新たに読み込まれ、正しい[税計算処理]で消費税の端数を再計算します。

ここでは、例として「厚木産業 株式会社」の税端数処理を変更する場合を例に説明します。
  • 得意先台帳で[税端数処理]を正しい設定に変更します。
  • 該当の請求先を選択して、請求締切の取消を行います。 請求締切の取消手順
  • クイックナビゲータの[売上]カテゴリから[得意先への売上]をクリックします。
  • ツールバーの[検索]をクリックして、[検索条件]タブ内で以下の条件の検索を行います。 売上日:請求明細書を作成する期間
    請求先:請求明細書を作成する請求先
  • [検索]をクリックします。
  • [検索結果]タブに結果が表示されます。
  • 表示された売上伝票をダブルクリック、または選択して[ズーム]をクリックすると、売上伝票画面に選択した伝票が表示されます。
  • [得意先]欄で[参照]をクリックして、「厚木産業 株式会社」以外の得意先を選択して、[OK]をクリックします。 ここでは例として、「有限会社 文京食器店」を選択します。
  • 売上伝票の[得意先]が「有限会社 文京食器店」であることを確認します。
  • 再度[得意先]欄で[参照]をクリックして、「厚木産業 株式会社」を選択して、[OK]をクリックします。
  • 手順6の検索結果に表示されたすべての伝票で、手順8~10の操作を行います。
  • クイックナビゲータの[売上]カテゴリから[請求の締切]をクリックして、[締日]を入力して[集計]をクリックします。
  • 消費税の調整を行った得意先を指定して[ズーム]をクリックして、[請求明細書]で消費税額を確認します。
  • 内容が正しければ[請求明細書]の画面を閉じ、[請求締切]画面で締切を行います。
  • 必要に応じて請求書を発行(印刷)します。

2.[税端数処理]の設定は正しいが、端数が合っていない場合の修正手順(消費税額を手修正する手順)

[税転嫁]に[外税/請求時]以外の税転嫁を使用していて請求書の消費税額を調整する場合は、売上伝票で差額分の消費税額を入力して調整します。
消費税額は消費税率(課税区分)ごとに手入力する必要があります。
ここでは請求書で、「課税10.0%」の[消費税額]を、1円調整する場合を例に説明します。
  • [請求締切]の処理が既に終了している場合は、手順2の前に[請求締切の取消]を行います。 詳細な手順は、 請求締切の取消手順 を参照してください。
  • クイックナビゲータの[売上]カテゴリから[得意先への売上]をクリックします。
  • [売上日]に今回の請求締切日を入力します。
  • [得意先]は消費税調整を行う得意先を選択します。
  • 明細部の[内訳]をクリックして、「消費税」を選択します。
  • この伝票の税転嫁が「外税/手入力」に変更される旨のメッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。 商品名欄に自動的に[消費税]と表示されます。
  • 売上日に応じた課税区分が[商品コード]欄に自動で表示されます。表示された課税区分は[商品コード]欄をクリックすると変更できます。 [数量]、[単価]は空欄にし、[金額]欄に差額の金額「1」を入力して、[登録]をクリックします。
    ※消費税を1円少なくしたい場合は「-1」と入力します。

    複数の課税区分(消費税率)の消費税額を修正したい場合は、2行目の明細でも同じ操作を行います。

  • クイックナビゲータの[売上]カテゴリから[請求の締切]をクリックして、[締日]を入力して[集計]をクリックします。
  • 消費税の調整を行った得意先を指定して[ズーム]をクリックして、[請求明細書]で消費税額を確認します。
  • 内容が正しければ[請求明細書]の画面を閉じ、[請求締切]画面で締切を行います。
  • 必要に応じて請求書を発行(印刷)します。

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