現在使用しているコンピューターから、新しいコンピューターへ環境設定を移行するには、[環境設定コンバート]を行います。
[環境設定コンバート]を行うことにより、印刷設定や伝票画面での機能設定などの環境を移行できます。
[環境設定コンバート]で移行できる設定内容は、以下のとおりです。
項目 | 説明 |
環境設定 | [オプション]メニューの[環境設定]で設定した情報 |
印刷の設定 | 各種伝票やレポートの[印刷]画面、印刷の[書式の設定]画面(※)で設定した情報 ※「印刷品質」の設定内容は移行されません。新しいコンピューターで再設定が必要です。 |
機能設定 項目設定 |
各種伝票の[機能設定]画面、[項目設定]画面で設定した情報 |
各台帳参照の 表示順 台帳リストの 表示順 |
台帳参照画面での表示順の設定情報 台帳リストでの表示順の設定情報 |
画面のサイズ、位置 | 弥生販売の画面のサイズや表示位置 |
- 現在ご使用中のコンピューターと新しいコンピューターが同一のバージョンの場合のみ、環境設定を移行できます。
バージョンアップを伴う移行を行いたい場合は、現在ご使用中のコンピューターで環境設定のコンバートを行ってから、新しいコンピューターに移行します。 - 弥生販売 23 Ver.26.0.3以前で書き出した消費税設定ファイルは、弥生販売 23 Ver.26.1.1以降に取り込むことができません。
弥生販売 23は、環境設定ファイルを書き出す前にオンラインアップデートでVer.26.1.1以降へアップデートしてください。 - 環境設定の内容は、Windowsログオンユーザーごとに異なります。1台のコンピューターを複数のWindowsログオンユーザーで利用している場合は、ログオンユーザーごとに環境設定の書き出しと取り込みが必要です。
<複数のログオンユーザーで使用しているかわからない場合>
コンピューターを起動する際に、ユーザーの選択やユーザー名の入力を行っていない場合は、複数のログオンユーザーで使用していません。 - 事業所データを複数作成している場合、現在選択されている事業所データの環境設定が移行されます。
環境設定を移行したい事業所データが異なる場合は、[ファイル]メニューの[開く]で環境設定を移行したい事業所データを選択してから、以下の操作を行います。 - 弥生販売の環境設定の内容は、弥生販売のユーザー名ごとに異なります。
弥生販売のユーザー管理機能を使用して複数のユーザー名を設定している場合は、ユーザー名ごとに環境設定の書き出しと取り込みが必要です。
1.現在使用中のコンピューターでの環境設定の書き出し
- 現在使用中のコンピューターで弥生販売を起動します。
- [ツール]メニューから[環境設定コンバート]-[環境設定書き出し]をクリックします。
- [書き出し対象の選択]から[弥生販売 ** の設定を書き出す。]を選択して、[次へ]をクリックします。 (**には製品のバージョン名が入ります)
- [書き出しファイルの選択]で設定ファイルの保存先を指定して、[次へ]をクリックします。
- [開始]をクリックします。
- [完了]をクリックして、環境設定の書き出し処理を終了します。
2.新しいコンピューターでの環境設定の取り込み
環境設定ファイルを弥生ドライブに保存している場合は、ダウンロードしてから環境設定の取り込みを行ってください。
- 新しいコンピューターで弥生販売を起動します。
- [ツール]メニューから[環境設定コンバート]-[環境設定取り込み]をクリックします。
- [取り込み方法の選択]から[[環境設定書き出し]画面で書き出された設定ファイルを取り込む]を選択して、[次へ]をクリックします。
- [設定ファイルの選択]で設定ファイルの保存先を指定して、[次へ]をクリックします。
- [開始]をクリックします。
「環境設定ファイルに互換性がありません。」のメッセージが表示される場合
新しいコンピューターでオンラインアップデートを行ってから環境設定の取り込みを行ってください。
- [完了]をクリックして、環境設定の取り込みを終了します。