やよいの見積・納品・請求書のデータを弥生販売へ移行することができます。
ただし、データ移行を行う際には、やよいの見積・納品・請求書と弥生販売とでは、データの形式が異なるため、弥生販売のデータ形式に合わせてデータの変更が発生する場合があります。
以下で、データの変更が発生する条件と対処方法を説明します。
データ変換対象の項目がある場合
画面が表示された場合は、次のように操作してください。
- [結果を表示する]をクリックします。
デスクトップに書き出されたHTMLファイルが開きます。
デスクトップに書き出されるファイル名は、「“やよいの見積・納品・請求書のファイル名”_データチェック(“連番”).html」という形式です。
- [変更の種類]を確認します。
[コード変更]の場合は、やよいの見積・納品・請求書でデータを修正した方が簡単です。
[単価の切り捨て][文字の切り捨て]の場合は、必要に応じてやよいの見積・納品・請求書であらかじめデータを修正するか、または弥生販売へデータ移行した後、弥生販売でデータ修正を行ってください。
データ変更発生条件
■ コード変更移行する[得意先台帳]([商品台帳])のコードが次の条件に当てはまる場合に、新しいコードを自動で設定します。
- コードが14文字を超える場合
- コードが重複する場合
- コードが空欄の場合
- コードが弥生販売で使用できない文字を含む場合(スペースなど)
弥生販売では商品や得意先を登録する際、台帳コードを登録する必要があります。コードの桁数を利用すると大分類・小分類を設定することができ、また、コードを体系的に設定することで分類ごとに集計してレポートを出力できます。
コード変更をしたい場合はやよいの見積・納品・請求書でコードを変更してから弥生販売へデータ移行する方法がお勧めです。弥生販売でも台帳コードを変更できますが、1件ずつ元のコードを入力して新しいコードを入力するという変更手順になり、時間がかかります。
コードの大分類、小分類を使用してのレポートの集計については、 大分類と小分類 を参照してください。
やよいの見積・納品・請求書でのコード変更手順
- [メニュー]タブの[得意先・商品・設定]カテゴリをクリックします。
- [得意先台帳]([商品台帳])をクリックします。 各台帳でコードを見直します。
■ 単価の切り捨て
入力可能な桁数が異なるため、弥生販売のデータ形式に合わせて小数点以下の数字は切り捨てられます。弥生販売: 整数部と小数部を合わせて最大8桁、ただし小数部の桁数は0~4桁
やよいの見積・納品・請求書: 整数部最大8桁、小数部最大4桁(合わせて最大12桁)
■ 文字の切り捨て
移行文字列の長さが弥生販売の項目の長さになるように末尾を切り捨てます。弥生販売での単価変更、文字変更手順
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[得意先台帳]([商品台帳])をクリックします。
- [参照]をクリックして、修正する[得意先台帳]([商品台帳])を開きます。 デスクトップに書き出されたチェックリスト(HTMLファイル)を参考に必要に応じて修正してください。
台帳の登録方法の詳細は、 台帳の登録方法 を参照してください。