オリジナルデザインの帳票を作成するには、あらかじめ用意されているレイアウトテンプレートを編集します。
編集したレイアウトテンプレートは、新しくオリジナルのレイアウトテンプレートとして保存されます。
ここでは、「見積書」のレイアウトテンプレートの編集を例に操作手順を説明します。
他の帳票のレイアウトテンプレートも同様の手順で編集することができます。
- 以下の動画で、レイアウトテンプレートの編集方法を確認できます。
動画で使い方を見る(帳票レイアウトの作成) - 見積書のレイアウトテンプレートは納品書・請求書へ、納品書・請求書のレイアウトテンプレートは見積書のレイアウトテンプレートへコピーすることもできます。
帳票のレイアウトテンプレートをコピーして他の帳票のレイアウトテンプレートを作成
- [メニュー]タブの[日常業務]カテゴリをクリックします。
- [見積書の作成]をクリックします。
[見積書]タブが開いて、前回使用したレイアウトテンプレートが開きます。
初回使用時は標準のレイアウトテンプレートが開きます。 - [レイアウトオプション]パネルの[レイアウト]タブから、編集する帳票のレイアウトテンプレートをクリックして、[レイアウト]タブの[編集]をクリックします。
レイアウト編集画面が表示されます。
専用用紙のレイアウトテンプレートを選択した場合
「弥生 334401 納品書・請求書」のように、レイアウト名に[弥生]とあるものは、専用用紙のレイアウトテンプレートです。
専用用紙のレイアウトテンプレートを選択して、[編集]をクリックすると、編集するか確認のメッセージが表示されます。
白紙用紙に印刷する場合は[はい]を選択し、 弥生の専用用紙に印刷する場合は[いいえ]を選択します。
[はい]を選択(白紙用紙に印刷する場合)
表示イメージの罫線などをそのまま印刷する汎用用紙のレイアウトテンプレートとして編集を行います。
[いいえ]を選択(弥生の専用用紙に印刷する場合)
あらかじめ専用用紙に印刷されている罫線などが印刷されないレイアウトテンプレートとして編集を行います。
既定の罫線などは編集できません。請求明細書(合計請求書)のレイアウトテンプレートを編集する場合
[帳票一覧]から、請求明細書を開いて、[編集]をクリックしてレイアウトテンプレートを編集します。
合計請求書の場合は、請求明細書の印刷画面を開き、[レイアウトオプション]の[レイアウト]をクリックして、レイアウトテンプレートを編集します。 - 帳票の表や項目を操作して、レイアウトを編集します。
[レイアウト]タブの[コントロール]から項目を追加したり、項目のプロパティを変更して、レイアウトを編集したりすることができます。
よくあるレイアウト編集例は以下を参照してください。
編集後は手順5へ進んでください。
- [変更を保存する]をクリックします。
編集したテンプレートをオリジナルのレイアウトテンプレートとして保存します。
- 保存するレイアウトテンプレートの名前を入力します。
基にしたレイアウト名が後からでもわかるように、レイアウト名の先頭にわかりやすい名前を入力して、[OK]をクリックします。
- 帳票作成画面に戻ります。
新しく作成したレイアウトテンプレートをクリックして、データを入力します。編集したレイアウトを通常使用するレイアウトに指定するには[通常使用するレイアウトの設定]を行ってください。
詳細は、 毎回同じレイアウトで見積書や納品書、領収証を作成したい を参照してください。
印鑑や会社ロゴ画像を配置する方法
- パネルの[図形・装飾]から[画像]を選択して、配置したい場所にドラッグします。
- 配置した[画像]をダブルクリック、または右クリックして表示されるメニューの[プロパティ]をクリックします。
[レイアウトプロパティ]画面が表示されます。
- [レイアウトプロパティ]画面にある[画像の設定]をクリックします。
[画像表示]画面が表示されます。
- [画像表示]画面で挿入する画像を選択して[OK]をクリックします。
[画像表示]画面に挿入したい画像がない場合は、[追加]をクリックして画像を選択します。
- 配置した[画像]に選択した画像が設定されます。
- [レイアウトプロパティ]画面の[閉じる]をクリックして閉じます。
変更を保存する手順に戻る
画像が文字の上に表示され、文字が隠れてしまう場合
画像を文字の背面に表示させる場合、画像を右クリックして[最背面へ移動]をクリックします。
明細行数、列数(フッター)を変更する方法
- 明細部分を右クリックして表示されるメニューの[プロパティ]をクリックします。
- [明細列数]、[明細行数]を変更します。変更内容が反映します。
- [レイアウトプロパティ]画面の[閉じる]をクリックして閉じます。
変更を保存する手順に戻る
合計部(フッター)にあたる部分の変更方法
フッター数は1~10の範囲で設定してください。
<A部分の明細行数を変更>[明細フッター数]を変更します。
<B部分の列数の変更>
[フッターを表示する]にチェックを付け、[フッター列数]を変更します。
既存で用意されている項目を配置する方法
- 追加する項目をパネルから選択して、追加する場所へドラッグします。
各項目を配置することで印刷できる内容は、以下を確認してください。
帳票レイアウトの項目(コントロール) - 必要に応じて、追加した項目のサイズ変更、位置調整を行います。 変更を保存する手順に戻る
固定文字を追加する方法
毎回必ず印刷したい文章などがある場合は「ラベル」を追加し固定文字として印刷します。
- [ラベル]をパネルから選択して、追加する場所へドラッグします。
- 配置した[ラベル]をダブルクリックして、[レイアウトプロパティ]を開きます。
[データ]欄に印刷したい文字を入力します。
- 入力可能な文字数は50文字です。文字数が不足する場合は、複数の[ラベル]を配置してください。
- [データ]内で改行は使用できません。
- [レイアウトプロパティ]画面の[閉じる]をクリックして閉じます。 変更を保存する手順に戻る
明細のヘッダー(見出し)を変更する方法
- 変更する見出しを右クリックして、表示されるメニューの[プロパティ]をクリックします。
- [レイアウトプロパティ]画面が表示されます。
[データ]を変更します。
- [レイアウトプロパティ]画面の[閉じる]をクリックして閉じます。 変更を保存する手順に戻る