見積書、受注伝票で税転嫁として「外税/伝票計」「内税/総額」を使用している場合、商品明細の下部に<税抜合計金額>と<消費税額>が印刷されます。
印刷イメージ 見積書税転嫁ごとの対応内容は以下を確認してください。
「外税/伝票計」を使用している
「外税/伝票計」では、見積書、受注伝票ごとに消費税金額を計算しますが、明細行に消費税金額を印刷しておらず、合計には消費税を含んだ金額を印刷していました。
帳票に印刷される合計金額のうち、税抜合計金額と消費税額がそれぞれわかるように<税抜合計金額>と<消費税額>を印刷するように変更しました。
見積書、受注伝票の時点では消費税金額を計算する必要がない場合、以下の設定を行ってください。
- 税転嫁「外税/請求時調整」を使用する
見積書、受注伝票の時点では取引前で消費税の取り扱いが決まってないため消費税を計上せず、売上伝票の登録時点で消費税を計上したい
- 見積書、受注伝票の登録時には「外税/請求時調整」や「外税/手入力」を使用する
- 売上伝票で消費税を計上する場合は、「外税/伝票計」に変更する
- 見積書、受注伝票で使用する税転嫁を変更する場合、売上伝票の登録時に税転嫁が正しく選択されていることを確認してください。
- 税転嫁による消費税額を計算するタイミングの違い
「外税/請求時」、「外税/請求時調整」:請求締切のタイミングで消費税額を計算する
「外税/手入力」:消費税額を自動計算しない
弥生販売での消費税の計算方法
「内税/総額」を使用している
「書式の設定」で、税抜合計金額と消費税を印刷しないように設定することが可能です。
見積書の例で記載します。受注伝票は読み替えて操作を行ってください。
- クイックナビゲータの[売上]カテゴリの[見積書の作成]をクリックします。[見積書]画面が表示されます。
- 印刷したい見積書を画面に表示します。
- [印刷]をクリックします。[印刷]画面が表示されます。
- [書式の設定]をクリックします。[書式の設定]画面が表示されます。
- [見積書印刷条件]タブから「税抜額明細を印刷する」、「消費税明細を印刷する」のチェックを外し、[OK]をクリックします。
- [印刷プレビュー]をクリックして、税抜合計金額と消費税が表示されていないことを確認します。