仕入れた商品を返品するときに返品する商品の一覧を返品伝票として印刷したい場合は、発注伝票に返品する商品の情報を入力して印刷します。
事前準備
発注伝票の登録は、返品伝票を印刷するために行います。
返品する商品の情報を仕入データに反映させるため、発注伝票と同じ内容を仕入伝票へ登録する必要があります。
仕入伝票での返品の入力方法は、以下を参照してください。
値引きや諸経費、返品の入力
消費税額の印刷
発注伝票では消費税額を印刷することができません。
支払明細書を適格請求書等保存方式で発行しており、返品分も適格請求書等保存方式で発行する必要がある場合は、支払明細書として発行してください。
消費税額を印刷したい場合は、仕入明細表での印刷を行ってください。
仕入明細表での印刷
レポートの仕入明細表で、返品する商品の一覧を印刷することもできます。
仕入明細表はクイックナビゲータの[仕入在庫レポート]カテゴリから開きます。
[条件設定]で仕入先や伝票番号などを絞り込み、印刷します。
ここでは、発注伝票画面で入力した商品をA4汎用用紙に「返品伝票」として印刷する場合を例に説明します。
- クイックナビゲータの[仕入]カテゴリから[商品の発注]をクリックします。[発注伝票]画面が表示されます。
- 返品伝票として印刷したい商品の情報を発注伝票に入力して、登録します。
発注日(返品日)、仕入先、商品、数量などの項目を入力します。
商品の[内訳]は[通常]で入力して、[登録]をクリックします。 - 手順2で登録した伝票を「返品伝票」として印刷します。
[参照]をクリックして、手順2で登録した伝票を選択して、[ズーム]をクリックします。
入力した内容を確認して、[印刷]をクリックします。 - [出力帳票]、[書式]を選択します。
[出力帳票]は「注文書」を選択します。
[書式]はここでは「A4単票(縦)」を選択します。
※自社用に編集している注文書で返品伝票を印刷する場合は、読み替えて操作を行ってください。 - [書式の設定]をクリックして、印刷する帳票のタイトルを変更します。
[タイトル]欄に表示しているタイトルを印刷帳票の左上に印刷します。
初期設定のタイトル「注文書」の文字を削除して、「返品伝票」と入力して、[OK]をクリックします。 - [プリンター]を選択します。
印刷に使用するプリンターを選択します。
PDFファイルを作成する場合は、「PDFファイルの作成」を選択します。 - [印刷プレビュー]をクリックして、印刷に必要な項目が表示されているかを確認します。
印刷内容の確認後、[閉じる]をクリックして印刷画面に戻ります。
不要な項目や文字を削除する場合
帳票レイアウタで、不要な項目や文字の削除することができます。
帳票レイアウタの操作方法は、以下を参照してください。
帳票レイアウタの操作手順帳票レイアウタで帳票を編集した場合は、[書式]と[書式の設定]を再設定します。
手順4~5を参考にして、[書式]の選択と、印刷したいタイトルへ変更します。 - [印刷実行]をクリックします。
印刷した後は、手順3~7を参考にして、帳票のタイトルを「返品伝票」から「注文書」に戻します。
- 必要に応じて、印刷用に登録した発注伝票を削除します。
発注伝票の削除方法は、以下を参照してください。
発注伝票の修正と削除