これまで利用していた自動車を下取りに出して、新車を購入する際、下取り価格を購入費用の一部に充当することがあります。
下取りがある場合は、固定資産の購入価格と実際に支払った金額が異なりますので、新車購入時に下取り価格を含めた仕訳を登録する必要があります。
また、利用していた自動車の固定資産登録は売却とします。
以下のような例で説明します。
利用していた自動車の下取り価格:30万円
新車の購入価格:150万円
実際に支払う金額:120万円
利用していた自動車を売却処理する
- 画面左下の[高度なメニュー]から[固定資産の登録]をクリックします。
[固定資産の一覧]画面が表示されます。
- 対象年を選択します。
- 一覧から固定資産を選択して、[売却]をクリックします。 [固定資産の売却]画面が表示されます。
- 売却した日、取引手段、売却金額を設定し、[摘要]に売却先などを入力して、[登録]をクリックします。
- メッセージが表示されるので[はい]をクリックします。
一覧の[状態]が「売却」になります。
登録した内容は、[かんたん取引入力]画面の[取引の一覧]にも表示されます。
新車購入時の仕訳を登録し、新車を固定資産として登録する
- メインメニューから[仕訳の入力]をクリックします。
[仕訳の入力]画面が表示されます。
- 取引日を入力します。 車両を購入した日を入力します。
- 金額、科目等を入力して、[登録]をクリックします。
下取り価格は、売却処理で選択した[取引手段]の科目と同じ科目を選択します。
仕訳は下記の【自動車購入時の仕訳】を参考にしてください。
自動車をローンで購入したときの仕訳は?各金額は車両購入時の明細等でご確認ください。
- メッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。
- [資産の種類]画面で[固定資産]を選択して[次へ]をクリックします。
- [基本情報]を入力して[次へ]をクリックします。
科目名に「車両運搬具」が選択され、取得日に車両購入日が表示されていることを確認します。
- [償却方法]画面で償却方法を選択して[次へ]をクリックします。
通常は[定額法]を選択します。
- [償却情報]を入力して[次へ]をクリックします。
耐用年数を入力すると普通償却費が自動計算されます。
耐用年数は「耐用年数表へ」をクリックすると表示される「主な減価償却資産の耐用年数表」で調べることができます。
不明な場合はお近くの税務署にお問い合わせください。
中古資産にかかる耐用年数について - [最終確認]画面で[登録]をクリックします。
- [元の画面に戻る]をクリックします。
固定資産の登録が完了し、[固定資産の一覧]画面に戻ります。