開業費の取引を入力することで[固定資産の登録]も同時に行うことができます。
開業までにかかった準備費用
開業までにかかった費用のうち、10万円未満のものは開業費としてまとめて登録します。
開業費の内訳については、中身がわかるよう明細と領収書等を別途保管しておきます。
10万円以上のものについては固定資産として[固定資産の登録]に登録します。
固定資産の新規登録
やよいの白色申告 オンラインの場合
[全体の設定]の[資産管理の設定]の設定状況によっては、資産管理の機能を使用できない場合があります。
やよいの白色申告 オンラインで資産管理を始める
消費税課税事業者を選択している場合
消費税課税事業者の期間に支払った開業費を登録する際は、税区分、税率などの種類ごとにまとめて取引を登録します。
消費税課税事業者になる前の期間に支払った開業費は、手順7で税区分に「対象外」を選択してください。
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メインメニューから[かんたん取引入力]をクリックします。
[かんたん取引入力]画面が表示されます。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - [支出]タブをクリックして、開業した日付を入力します。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 -
[科目]の[▼]をクリックして、[固定資産]から[開業費]を選択します。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - [取引手段]と[金額]を入力し、[登録]をクリックします。個人事業主(やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンライン)の場合、[かんたん取引入力]で開業前の費用を入力する場合は「個人用」を選択します。
決算時には自動的に事業主借勘定に集計されます。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - メッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。
- [資産の種類]画面で[繰延資産]を選択します。[次へ]をクリックします。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - [基本情報]を入力して[次へ]をクリックします。科目名で「開業費」が選択されていることを確認します。取得日は開業日を入力します。
[資産の名称]に入力した内容が取引の摘要に自動反映します。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。
当年度に「開業費」が登録済みの場合
「すでに開業費が登録されています。開業までにかかった準備費用は1つに合算して登録することができます。」のメッセージが表示されます。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。
必要に応じて登録済みの「開業費」に合算して登録し直します。 - [償却方法]画面が表示されたら、[次へ]をクリックします。繰延資産の場合は、自動的に[繰延資産償却]が選択されています。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - [償却情報]を入力し[次へ]をクリックします。
償却期間は通常5年になります。ただし、開業費は任意償却が認められていますので、本年度は償却しない場合は「普通償却費」を0円にします。
[摘要]は必要に応じて入力します。
入力した内容は「固定資産台帳」で確認できます。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 -
[最終確認]画面で[登録]をクリックします。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - [元の画面に戻る]をクリックします。固定資産の登録が完了し、[かんたん取引入力]画面に戻ります。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。