年調減税額は設定されている情報を基に自動算出されるため、通常は手入力する必要はありませんが、手入力して値を変更した場合にこのふせんが表示されます。
個別事情により必要があって年調減税額を手入力で変更した場合は、[はがす]をクリックして手動でふせんをはがし、そのまま年末調整の処理を進めてください。
なお、再度年税額の算出を行うと手入力した年調減税額の値が破棄されるため、年税額の算出は行わないでください。
設定に基づいて年調減税額を再算出する場合は、[年税額算出]から年税額の再算出を行ってください。
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[年末調整]画面左下に表示される[ふせんを確認してください]を確認して、「年調減税額が手入力されました。元に戻すには再算出が必要です」をクリックします。[年末調整]画面右側に、システムふせん内容が表示されます。
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ふせん内容を確認して、[このふせんが付いた従業員の一覧を確認する]をクリックします。該当する従業員が絞り込まれた状態で[進捗一覧]画面が表示されます。
- 年末調整ナビの[4.年税額を算出しよう]から[年税額を算出する]をクリックします。 [年税額算出]画面が表示されます。
- 年調減税額を再算出する従業員のチェックボックスにチェックを付けます。
- [算出対象期間を選択してください]から、年税額を算出する期間を選択します。
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[算出実行]をクリックして、表示されたメッセージで[はい]をクリックします。年調減税額が再算出され、ふせんが自動ではがれます。
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年末調整ナビの[年調明細個人別]をクリックして、年調減税額を確認します。
年調減税額は以下のとおり計算されます。
従業員本人30,000円、同一生計配偶者30,000円、扶養親族1人につき30,000円
※いずれも非居住者を除く
以下に該当する場合、年調減税額は計算されません。- 「基・配・所控除申告書」で、従業員本人の合計所得金額が1,805万円を超えている
- 年末調整の対象外に設定されている
算出された年調減税額が正しくない場合は、設定を確認してください。
詳しくは
年調減税額が正しく算出されない
を参照してください。