PDF送信機能を使って請求書などを送信する際に、帳票の位置が上方向、または、左方向へ片寄る場合があります。
の場合に、帳票の位置を下方向、または、右方向へ移動することができます。
帳票の表示位置が寄っている例
以下は請求明細書の位置が左方向へ片寄っている例です。
左の余白がほとんど無く、右の余白がかなり空いている状態です。
初めてPDF送信を行う場合
初めてPDF送信機能を利用する場合、事前準備が必要です。
詳細については、以下を確認してください。
弥生販売から証憑をPDF送信したい
ここでは、請求書(請求明細書)の全体の位置を右方向へ移動する方法を例に説明します。
見積書・納品書などは、読み替えて操作してください。
以下の流れで請求書の位置を移動します。
1.PDF送信で使用する書式名を確認する
- クイックナビゲータの[売上]カテゴリから、[請求書の発行]または[請求明細書の確認]をクリックします。
- [締グループ]や[締日]などを指定して、PDF送信する請求先を画面に表示します。
- [PDF送信(または送信)]をクリックします。送信画面が表示されます。
- [書式]でPDF送信したい請求明細書の書式を確認します。
確認が終わったら、[キャンセル]で閉じます。
2.帳票の表示位置を調整する
[印刷]画面から、PDFファイル作成時の[余白]を設定することで、PDF送信の表示位置を調整できます。
- [印刷]をクリックします。印刷画面が表示されます。
- [書式]と[プリンター]を以下のように指定します。
- [書式]…「1.PDF送信で使用する書式名を確認する」で確認した書式を選択します。
- [プリンター]…「PDFファイルの作成」を選択します。
- [書式の設定]をクリックします。
- [ヘッダー・余白]タブを選択して、[余白]を入力します。
- [上の余白]…入力した数値の分、表示位置が下にずれます。
- [左の余白]…入力した数値の分、表示位置が右にずれます。
画像の例では、右に10mmずらすように入力しています。
帳票の表示位置が右方向、または下方向に片寄っている場合
[上の余白][右の余白]が0mmの状態で、帳票の表示位置が右側、または下側へ片寄る場合、余白の設定では表示位置を左方向や上方向へずらすことができません。
[帳票レイアウタ]でご利用の書式を編集して、配置されている項目の位置を全体的に左や上へ移動してください。
帳票レイアウタの使い方 - [OK]をクリックします。
- [印刷プレビュー]をクリックし、帳票の表示位置を確認します。
表示位置を調整し直したい場合は、一度印刷プレビューを閉じて、[書式の設定]から余白の数値を再度変更してください。
位置の調整が完了したら、印刷プレビューと[印刷]画面を閉じます。
画像の例では、右に10mmずらしたことで、帳票が中心寄りに表示されています。
3.送信画面で帳票の表示位置を確認する
- [PDF送信(または送信)]をクリックします。送信画面が表示されます。
- [書式]で「2.帳票の表示位置を調整する」にて設定した書式を選択し、[プレビュー]をクリックします。
- 帳票の表示位置を確認します。
余白の設定が、PDF送信のプレビューにも反映されているか確認します。
確認が終わったら、[閉じる]をクリックして[送信]画面に戻ります。
画像の例では、PDF送信のプレビューでも表示位置が右に10mm移動しています。 - 必要に応じ、挨拶文などを入力して、送信します。