弥生販売から証憑をPDF送信したい 弥生販売 サポート情報

ID:ida27356

弥生販売では、以下の帳票をPDF送信することができます。

  • 請求明細書
  • 合計請求書
  • 納品書(売上伝票)
  • 領収証(売上伝票、入金伝票から発行)
  • 見積書
  • 注文請書(受注伝票)
  • 注文書(発注伝票)※
  • 支払明細書※

※注文書(発注伝票)、支払明細書は弥生販売 スタンダードにはありません。

PDF送信ではスマート証憑管理を使用します。スマート証憑管理は、証憑をクラウド上で保管するサービスです。
スマート証憑管理の紹介ページ
※スマート証憑管理を利用するには「あんしん保守サポート(無料導入サポートを含む)」への加入が必要です。

帳票のPDF送信によって送信された内容(PDF、取引先情報・金額等のデータ)はスマート証憑管理に自動連携され、電子帳簿保存法(電子取引)の保存要件に基づいて保存されます。適格請求書等保存方式(インボイス制度)で定められる、適格請求書(インボイス)の控えの保存義務にも対応できます。
電子帳簿保存法について
インボイス制度について

請求明細書、支払明細書のデジタルインボイス送信

請求明細書、支払明細書のデジタルインボイス送信については、以下を確認してください。
デジタルインボイス送信

PDF送信のメールサンプル

PDF送信で送信されるメールのサンプルは、以下で確認できます。
[PDF送信][送信]ボタンで何ができますか?

目次

事前準備

PDF送信を行うには、スマート証憑管理と弥生販売の事前の設定が必要です。

  • マイポータル(Web)にログインし、「スマート証憑管理」が表示されることを確認します。「スマート認証管理」が表示されていない場合は、以下を参照して事前設定を行います。
    スマート証憑管理の利用を開始する 00026951_002D
  • デスクトップの[弥生 マイポータル]をダブルクリックして、マイポータルを起動します。 右上に「ログイン」と記載されている場合は、ログインします。
    右上に名前が表示されている場合は、クリックしてログインしている弥生ID(メールアドレス)に間違いがないことを確認します。

    複数の事業所データでPDF送信を行う場合

    弥生 マイポータルにログインしている弥生IDが、現在開いている事業所データの証憑を管理する弥生IDかどうかを確認したうえでPDF送信を行ってください。
    弥生販売で複数の事業所データを使用しており、各データでスマート証憑管理の異なるデータ領域に証憑データを保存したい場合は、事前に申し込みと設定が必要です。
    詳細は、こちらを確認してください。

    取引先に送信されるメールの発行元(自社名)について

    PDF送信で取引先に送信されるメールの発行元(自社名)は、弥生販売で設定している事業所名が反映されます。
    メールに表示される自社名を確認したい場合は、弥生販売の[ファイル]メニューから[基本情報]をクリックし、[事業所名]を確認してください。

  • 得意先(仕入先)台帳または得意先(仕入先)リストで以下を設定します。
    • [名称]に得意先(仕入先)名を設定する
    • [出力方法]に「PDF送信」を設定する
    • [メールアドレス]に宛先のメールアドレスを設定する
    • [メール1]~[メール4]に必要に応じてCC用メールアドレスを設定する
      得意先台帳の概要 仕入先台帳の概要
  • 自社の担当者をPDF送信するメールのCCに入れる場合は、担当者台帳にメールアドレスを設定します。 担当者台帳の概要
  • PDF送信したメールが得意先(仕入先)に届かなかったときにメールで通知を受け取る場合は、スマート証憑管理で設定します。
    • [ファイル]メニューの[スマート証憑管理を開く]をクリックします。
    • スマート証憑管理のメニューから[設定]をクリックします。
    • [販売連携設定]をクリックします。
    • 「証憑が送信エラーになったとき、メールで通知を受け取る」を有効(青色)にして、[更新する]をクリックします。
  • 印刷で使用していた書式をPDF送信で使用できるか確認します。

    今まで罫線付きの専用用紙へ印刷していた場合は、罫線を出力できる書式に切り替えます。
    白紙の汎用用紙へ罫線付きで印刷していた場合や、PDFファイルに出力していた場合、この確認は不要です。

    以下の書式では罫線付きで出力することができます。

    帳票種別書式
    請求明細書弥生 334402 請求明細書(罫線あり)
    A4単票 334402 タイプ(販売11形式)
    合計請求書弥生 332005 合計請求書(罫線あり)
    納品書A4単票 334401 タイプ(販売11形式)
    弥生 334501 納品書(罫線あり)
    領収証B5単票(縦)

    ※見積書、注文請書、注文書、支払明細書は、すべて罫線付きで出力できます。

    上記の書式以外を使用したい場合や、上記の書式のレイアウト編集を行いたい場合は、 売上伝票(納品書)や請求書を罫線付きで出力したい の[帳票レイアウタ]で罫線付きの書式を作成するを確認して、レイアウト編集を行った書式を使用してください。

    帳票レイアウタで編集した書式をPDF送信で使用する場合

    PDF送信を行うと、送信時に選択した書式で出力されたPDFファイルの証憑の控え、および弥生販売に入力している取引先名や日付、金額等のデータ情報がスマート証憑管理に自動で連携されます。
    スマート証憑管理に連携されるデータ情報は、電子帳簿保存法への対応として、取引先名や日付、金額等で証憑の控えを検索する際に使用されます。
    弥生販売、Misocaから保存した証憑の確認

    帳票レイアウタで上記に関する項目を変更すると、送信されるPDFファイルの内容とスマート証憑管理に連携されるデータ情報が異なり、証憑を正しく検索することができず、電子帳簿保存法に対応して証憑の控えを保存することができなくなります。
    そのため、PDF送信の機能を利用する場合は、弥生販売のデータ情報と同じ内容で出力される書式を使用してください。


帳票のPDF送信

帳票ごとのPDF送信の詳細は、以下を参照してください。

請求明細書、合計請求書

納品書(売上伝票)

納品書のPDF送信

領収証(売上伝票、入金伝票から発行)

領収証のPDF送信

見積書

見積書のPDF送信

注文請書(受注伝票)

注文請書(受注伝票)のPDF送信

注文書(発注伝票)

注文書(発注伝票)のPDF送信

支払明細書

PDF送信を行う画面で[PDF送信]ボタン([送信]ボタン)をクリックすると送信画面が表示されます。
送信を実行すると、選択した書式でPDFファイルが生成されて、証憑がスマート証憑管理に保管されます。
取引先には、スマート証憑管理に保管した証憑(PDFファイル)のURLリンクがメールで通知されます。

以下は請求書をPDF送信する場合の例です。
00027356_002

送信された証憑を取引先が受け取る方法

①取引先がスマート証憑管理を利用している場合
[この証憑を取り込む]をクリックすると、取引先のスマート証憑管理に証憑を取り込むことができます。

②取引先がスマート証憑管理を利用していない、またはPDFファイルとしてダウンロードしたい場合
[ダウンロード]をクリックすると、PDFファイルをコンピューター上にダウンロード保存できます。
※ダウンロード可能な期間は60日間です。
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証憑を受け取る方法のマニュアル(取引先用)

取引先に証憑を受け取る方法のマニュアルを送付したい場合、以下をご活用ください。
請求書のPDF送信受領マニュアル(PDF)

送信した結果は、[送信結果]に表示されます。
[請求書発行]画面
00027356_004

[請求明細書]画面
00027356_005

「送信済」の帳票を再送する場合

<帳票をそのまま再送する場合>
例:ダウンロード可能期限を過ぎてしまったなど
スマート証憑管理で証憑のリンクを再発行して、メールに貼り付けて得意先に送ります。
※再発行されたリンクから証憑を開いた場合、スマート証憑管理での開封状態は「未開封」のまま変更されません。
弥生販売からPDF送信した取引先へのメールを再送信する

<帳票の内容を変更して再送する場合>
例:伝票の金額が間違っていた等
伝票の内容を修正するなどして、再度、弥生販売からPDF送信を行います。
取引先に発行した証憑を修正して再発行した場合は、修正前と修正後の証憑の関連性がわかるようにして修正前後の証憑を保存する必要があります。

修正前と修正後の関連性がわかるようにする際は、スマート証憑管理でそれぞれの証憑の詳細画面を開き、[メモ]欄に互いの証憑番号や修正を行い発行し直したこと等を入力して保存してください。
弥生販売、Misocaから保存した証憑の確認

また、証憑の詳細画面に修正前や修正後の証憑を関連付けすることも可能です。
関連証憑を追加する

修正インボイスの保存については以下を確認してください。
発行したインボイスを修正したい(修正インボイスの発行)

スマート証憑管理に保管した帳票の確認

保管した帳票は、スマート証憑管理の[発行証憑(控え)]画面で確認することができます。
[ファイル]メニューの[スマート証憑管理を開く]をクリックして、スマート証憑管理を起動します。
弥生販売、Misocaから保存した証憑の確認

スマート証憑管理における証憑の種類

弥生販売から連携した注文請書、注文書は、スマート証憑管理で証憑種別「その他」として保存されます。
また、支払明細書は証憑種別「仕入明細書」として保存されます。

PDF送信でよくあるご質問

ご質問回答
取引先に送付できる案内文のサンプルやマニュアルはありますか?PDF送信への切り替えを取引先へ告知するための案内文および取引先用マニュアルは、以下よりダウンロードできます。
取引先への案内文テンプレート(Word)
請求書のPDF送信受領マニュアル(PDF)
PDF送信をすると、【送信失敗】という通知メールが来て、取引先までメールが届かない【送信失敗】の通知メールが自社のメールアドレスに届く場合は、以下を確認してください。
  • [得意先(仕入先)台帳]に入力した送信先のメールアドレスに間違いがないかを確認する
  • [得意先(仕入先)台帳]に入力した送信先のメールアドレスを一度すべて削除し、再度入力し直しする
    ※メールソフト等から入力欄にコピーペーストすると、画面上には表示されない改行コードなどが意図せず挿入されることがあります。
    入力し直しする際は、手入力での入れ直しを試してください。
  • 取引先のメールソフト、またはメールの受信サーバーの設定により、メールが届かないことがあります。
    取引先まで、メールソフトやメールの受信サーバーの設定によってフィルタリングされていないかを相談してください。
  • 取引先とご相談のうえ、他のメールアドレスへ送信する
取引先から、届いたメールから証憑の画面が開けないと言われた送信されるメールには、証憑の画面を開くための[〇〇を開く]ボタンがあります。
※〇〇には「請求書」など証憑の種類が入ります。

ボタンをクリックしても証憑の画面が開けない、またはメールにボタンそのものが表示されていない場合、取引先のメールソフトの設定によって、画像やリンク先を表示しないようブロックされている可能性があります。
メールソフトの設定を確認するよう、取引先までご相談ください。

送信されるメールのサンプル画面は以下から確認できます。
[PDF送信][送信]ボタンで何ができますか?
取引先に届いたメールが文字化けします。どうしたらよいですか?PDF送信で送信されるメールは、エンコード(文字コード)「UTF-8」を使用しています。
取引先が利用しているメールソフトが「UTF-8」に対応しているか、対応できるよう設定可能かを、取引先まで確認してください。

「UTF-8」に対応していないメールソフトの場合は、取引先とご相談のうえ、別のメールソフトで受け取り可能なメールアドレスまでPDF送信を行ってください。

お客さまの疑問は解決しましたか?

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