領収証は、登録した売上伝票または入金伝票からPDF送信することができます。
PDF送信を行うと、領収証のPDFファイルをスマート証憑管理へアップロードし、スマート証憑管理上のPDFファイルを開くためのURLを得意先のメールアドレスに送信します。
PDF送信で送付した領収証の控えは、電子帳簿保存法第7条（電子取引）の要件に基づいて保存できます。
なお、領収証をPDF送信する場合、印紙税の対象とならないため収入印紙は不要です。
送信機能を使用するには弥生販売のあんしん保守サポートのご加入が必要です。
あらかじめ得意先台帳でPDF送信を行う設定と、送信先メールアドレスの登録を行います。
得意先台帳の概要
初めて送信機能を使用する場合は、以下を参照してください。
弥生販売から証憑をPDF送信したい
領収証のPDF送信では、簡易インボイスに対応することはできません。
ここでは例として売上伝票からの領収証のPDF送信手順を説明しています。入金伝票からPDF送信する場合は、売上を入金と読み替えてください。
売上伝票からの領収証のPDF送信
- クイックナビゲータの［売上］カテゴリから［得意先への売上］をクリックします。
- ［参照］から領収証をPDF送信する売上伝票を選択して、画面に表示します。
- ［PDF送信］をクリックします。
［送信］画面が表示されます。
「現在使用中の事業所データは、前回スマート証憑管理に証憑をアップロードした登録済みの事業所データとは異なります。」メッセージが表示された場合
スマート証憑管理に証憑をアップロードした事業所データとは異なる事業所データを使用しています。
メッセージの内容を確認してください。- メッセージに使用中の事業所名と登録済みの事業所名が表示されている場合
マイポータルにログインしている弥生IDとPDF送信を行おうとしている事業所データが正しいか確認してください。
設定を見直すには、「アップロード中止」をクリックしてください。 - メッセージに自社の事業所名が表示されていない場合
前回証憑をアップロードした事業所データと異なるデータを使用している、またはバックアップファイルを復元している可能性があります。
弥生販売のデータとスマート証憑管理に保存している証憑は同期していないため、証憑を重複してアップロードしないよう注意してください。
複数の事業所データを切り替えてPDF送信を行っている場合は、弥生IDと事業所データの組み合わせが正しいか確認してください。
［続行］をクリックすると、証憑をアップロードします。
複数の事業所データでPDF送信を行いたい場合
複数の事業所データを使用しており、データごとにスマート証憑管理に証憑を保存したい場合は、事前に申し込みと設定が必要です。
詳細は、こちらをご確認ください。 - メッセージに使用中の事業所名と登録済みの事業所名が表示されている場合
- ［出力帳票］で「領収証」を選択して、［書式］で送信する帳票を設定します。
- 必要に応じて［伝票の担当者をCCに含める］［送信メールに案内文を追加する］を設定します。［伝票の担当者をCCに含める］を設定すると、［担当者台帳］のメールアドレスを送信メールのCCに追加します。
担当者台帳の概要 ［送信メールに案内文を追加する］を設定して、案内文を入力すると送信メールに案内文を追加します。案内文は全角200文字まで入力できます。 - 必要に応じて［書式の設定］をクリックし、［領収証印刷条件］タブを設定します。
項目の詳細は以下を参照してください。
領収証の印刷 設定が完了したら、［OK］をクリックして［送信］画面に戻ります。PDF送信では、［領収証印刷条件］の［領収証の控えを印刷する］設定は反映されません。チェックを付けてPDF送信を行っても、出力されるPDFファイルには控えが表示されない状態で送信されます。
- ［プレビュー］をクリックすると、送信する領収証を確認できます。
- ［送信実行］をクリックします。領収証のPDFファイルをスマート証憑管理へアップロードし、設定したメールアドレスへ送信されます。
また、送信する前に［プレビュー］で送信する領収証を確認できます。スマート証憑管理へのアップロードが完了すると［領収証送信結果］（［送信結果］）に［送信済］と表示します。
取引先へのメール送信の結果は弥生販売では確認できません。メール送信が失敗した場合、スマート証憑管理にライセンスを割り当てている弥生IDのメールアドレスへメール送信が失敗した旨のメールが送られます。
