登録した発注伝票から、注文書を仕入先にPDF送信することができます。
PDF送信を行うと、発注伝票(注文書)のPDFファイルをスマート証憑管理へアップロードし、スマート証憑管理上のPDFファイルを開くためのURLを仕入先のメールアドレスに送信します。
PDF送信で送付した発注伝票(注文書)の控えは、電子帳簿保存法第7条(電子取引)の要件に基づいて保存できます。
送信機能を使用するには弥生販売のあんしん保守サポートのご加入が必要です。
あらかじめ仕入先台帳でPDF送信を行う設定と、送信先メールアドレスの登録を行います。
仕入先台帳の概要
初めて送信機能を使用する場合は、以下を参照してください。
弥生販売から証憑をPDF送信したい
複数の事業所データでPDF送信を行う場合
弥生 マイポータルにログインしている弥生IDが、現在開いている事業所データの証憑を管理する弥生IDかどうかを確認したうえでPDF送信を行ってください。
弥生販売で複数の事業所データを使用しており、各データでスマート証憑管理の異なるデータ領域に証憑データを保存したい場合は、事前に申し込みと設定が必要です。
詳細は、こちらを確認してください。
スマート証憑管理における証憑種別
スマート証憑管理に保存した注文書は、証憑種別「その他」として表示されます。
弥生販売、Misocaから保存した証憑の確認
- クイックナビゲータの[仕入]カテゴリの[商品の発注]をクリックします。 [発注伝票]画面が表示されます。
- 送信する発注伝票を表示させます。
[参照]([F8]・[スペース])をクリックして表示される[直前発注伝票参照]画面から発注伝票を選択することができます。発注伝票は、検索することもできます。
伝票の検索 - [PDF送信]をクリックします。[送信]画面が表示されます。
- 必要に応じて[伝票の担当者をCCに含める][送信メールに案内文を追加する]を設定します。[伝票の担当者をCCに含める]を設定すると、[担当者台帳]のメールアドレスを送信メールのCCに追加します。
担当者台帳の概要 [送信メールに案内文を追加する]を設定して、案内文を入力すると送信メールに案内文を追加します。案内文は全角200文字まで入力できます。 - 必要に応じて[書式の設定]をクリックして、書式の設定を行います。 印刷書式の設定(発注伝票) 設定が完了したら、[OK]をクリックして[送信]画面に戻ります。
- [プレビュー]をクリックすると、送信する注文書を確認できます。
- [送信実行]をクリックします。注文書のPDFファイルをスマート証憑管理へアップロードし、設定したメールアドレスへ送信されます。
送信結果の確認
スマート証憑管理へのアップロードが完了すると[送信結果]欄に[送信済]と表示します。
仕入先へのメール送信の結果は弥生販売では確認できません。メール送信が失敗した場合、スマート証憑管理にライセンスを割り当てている弥生IDのメールアドレスへメール送信が失敗した旨のメールが送られます。
PDF送信できる注文書のページ数
PDF送信が可能な注文書は1件につき50ページまでのファイルです。注文書が51ページ以上になる場合はPDF送信ができません。
受け入れを行った仕入伝票で[訂正入荷]を選択して、商品や数量を変更した場合
受け入れを行った仕入伝票の[入荷]で[訂正入荷]を選択して商品や数量などを訂正した場合、元の発注伝票へ反映するのは[数量]のみです。他の項目は反映されず、金額も再計算されません。
訂正後の発注伝票を再度取引先へPDF送信する場合は、仕入伝票で訂正した内容を発注伝票にもすべて反映させたうえで送信してください。
また、スマート証憑管理にアップロードされている修正前と修正後の証憑は、修正前後の関連性がわかるようにして保存する必要があります。
スマート証憑管理で修正前、修正後それぞれの証憑の詳細画面を開き、[メモ]欄に互いの証憑番号や修正を行い発行し直したこと等を入力して保存してください。
弥生販売、Misocaから保存した証憑の確認
証憑の詳細画面に修正前や修正後の証憑を関連付けすることも可能です。
関連証憑を追加する
※受け入れを行った仕入伝票で[発注取消]を選択し、受け入れ元の発注伝票の内容が訂正された後に発注伝票を再度PDF送信する場合も、修正前後の証憑を保存する必要があります。