「登録した取引追加ルールが適用されない」「取引追加ルールが適用される取引とされない取引がある」といった事象が起きた際、以下の表をご確認ください。
よくある事例1
Q:[未確定の取引]にある取引に取引追加ルールが適用されない。
A:[未確定の取引]で勘定科目や摘要を手入力で修正していると、取引追加ルールは適用されません。
よくある事例2
Q:同じ摘要であるにもかかわらず、取引追加ルールが適用されている取引と適用されていない取引がある。
A:取引追加ルールが適用されない連携サービスがあるためです。
詳細は「連携サービスごとの仕様」を参照してください。
共通仕様
概要 | 詳細 | ||||||||||||
取引追加ルールの適用タイミングは2回あります | 1回目は、取引が[未確定の取引]に取り込まれる前に取引追加ルール → 仕訳ルールの順で適用し、[未確定の取引]に表示します。 2回目は、既に[未確定の取引]に取り込まれた取引に対して、取引追加ルールを適用して[未確定の取引]に表示します。(即時適用) | ||||||||||||
[未確定の取引]にある取引の摘要や科目を手修正した場合、取引追加ルールは適用されません | [取込時の摘要に戻す]も摘要の手修正とみなされるため、取引追加ルールは適用されません。 条件に合致する取引追加ルールが[取引追加ルール設定]に登録されていれば、次回新たな取引が取り込まれた際に取引追加ルールが適用されます。 | ||||||||||||
連携サービスから取り込まれた摘要を基に取引追加ルールが適用されます | 仕訳ルールで置き換えられた摘要には適用されません。 仕訳ルールより先に取引追加ルールが適用されるためです。 | ||||||||||||
半角全角、大文字小文字は区別されません | 以下はすべて同じ摘要文字列とみなします。
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同じ摘要に複数の取引追加ルールは設定できません | 同じ摘要で登録すると、登録済みの[取引追加ルール設定]が上書きされます。 完全一致(「と一致する」)と部分一致(「を含む」)や、金額の指定範囲が異なる取引追加ルールはそれぞれ登録することが可能です。 | ||||||||||||
完全一致(「と一致する」)が部分一致(「を含む」)より優先されます |
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部分一致(「を含む」)は後から登録した取引追加ルールが優先されます |
後から設定した取引追加ルールが上に行表示されます。 |
連携サービスごとの仕様
連携サービス名 | アイコン | 取引追加ルールの適用可否 | 共通仕様以外の特記事項 |
CSVファイル取込 | 適用可 | なし | |
スキャンデータ取込 | 適用可 | なし | |
口座連携の設定 | 適用可 | なし | |
弥生 レシート取込 | 適用可 | なし | |
Misoca | 適用不可 | 取引追加ルールは適用されません。 | |
スマート証憑管理 |
適用可 または 適用不可 |
取引追加ルールが適用されるのは、スマート証憑管理で仕訳を登録する際に「(相手勘定科目は推論エンジンにより設定)」とした場合です。 借方と貸方を指定している場合は、取引追加ルールは適用されません。 弥生会計製品に仕訳を登録する | |
証憑データ化 | 適用可 または 適用不可 |
証憑種別により異なります。
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Airレジ | 適用可 | なし | |
Make Leaps | 適用不可 | 取引追加ルールは適用されません。 | |
スマレジ | 適用可 | なし | |
ユビレジ | 適用不可 | 取引追加ルールは適用されません。 | |
Uレジ FOOD | 適用可 | なし | |
POS+food | 適用可 | なし | |
ScanSnap Cloud | 適用可 | なし | |
Amazonビジネス | 適用可 | なし | |
STORES | 適用可 | なし |