
インボイス制度を機に免税事業者からインボイス発行事業者の課税事業者になった場合は、消費税を売上税額の2割とする、2割特例を適用することができます。
2割特例の詳細は、国税庁の(2割特例用)消費税及び地方消費税の確定申告の手引きを参照してください。
なお、2割特例はインボイス制度で免税から課税になった事業者への負担軽減措置となります。
ご自身が2割特例を適用することができるかご不明な場合は、所轄の税務署へご確認ください。
消費税の設定をする
- 画面左下の[設定メニュー]から[全体の設定]をクリックします。[全体の設定]画面が表示されます。
- [消費税の設定]の[消費税の申告義務]で「あり(課税事業者)」を選択します。
- [課税方式]は「一般(本則・原則)」を選択します。
- その他の設定項目も確認し、必要に応じて設定します。
[経理方式]は、「税込」を選んでおくと日々の取引入力で消費税額を意識する必要がなく、免税のときと同じように取引を入力できます。
各設定項目の選択において何を選択すると有利になるかは税務判断となるため、税務署にお問い合わせください。
- [かんたん取引入力]などから1年分の取引を登録します。
消費税の設定を「課税事業者」に変更する前に、課税開始日以降の日付の取引を入力していた場合、消費税率はすべて10%で設定されます。
軽減税率8%の売上取引が存在する場合は、該当する取引の消費税率を編集してください。
消費税の確定申告書を作成する
消費税の確定申告書は、[確定申告]メニューを進めることで作成されます。
詳細は、以下のFAQを参照してください。
消費税確定申告書の作成方法(本則課税の場合)