データ形式でスタンドアロンを選択している場合、事業所データの初期設定の保存場所は、現在コンピューターにログオンしているユーザーの「ドキュメント」フォルダーになります。そのため、データを作成したWindowsログオンユーザーのみが事業所データを使用できます。
事業所データを他のWindowsログオンユーザーも使用する場合は、[事業所データの新規作成]画面の「保存先の設定」で、他のユーザーも利用できる共有可能なフォルダーを保存先に指定します。
弥生会計が自動作成する「Users¥Public¥Documents¥Yayoi-Shared¥弥生会計共有フォルダ」を利用することもできます。
以下の手順で共有可能なフォルダーを指定します。
- [事業所データの新規作成]画面の「保存先の設定」で[参照先]をクリックします。[保存先の選択]画面が表示されます。
- [保存先の選択]画面に、保存先に指定するフォルダーが表示されている場合は、選択して[OK]をクリックします。保存先が表示されていない場合は、手順3に進みます。
- 保存先を追加するには、[参照先の設定]をクリックします。[参照先の設定]画面が表示されます。
- [フォルダーを追加]をクリックします。[フォルダーの参照]画面が表示されます。
- 他のWindowsログオンユーザーも参照できる共有可能なフォルダーを選択して、[OK]をクリックします。選択したフォルダーが、[参照先の設定]画面のリストに追加されます。
- [OK]をクリックして、[参照先の設定]画面を閉じます。 [保存先の選択]画面に追加した保存先が表示されます。
- 保存先を選択して[OK]をクリックします。 [保存場所]に選択したフォルダー名が表示されたことを確認します。
Windowsの管理者権限について
複数のWindowsログオンユーザーで使用する場合は、すべてのWindowsログオンユーザーについてWindowsの管理者権限が必要です。
またこの操作は、1台のコンピューターで複数のWindowsログオンユーザーが事業所データを使用するためのものです。1つのデータを複数のコンピューターから同時に使用するための操作ではありません。
1つのデータを他の弥生ユーザーと共有するには、弥生ドライブを利用してください。
データ共有サービスの利用(事業所データを他の弥生ユーザーと共有する)