ユーザー管理では、事業所データを使用するユーザーをすべて登録します。複数の事業所データがある場合、事業所データごとにそれぞれユーザーを登録する必要があります。
複数のユーザーを登録すると、同時に事業所データへアクセスし、取引の入力などの作業を分担することができます。例えば、経営者用、入力者用、閲覧者用など、作業の目的に合わせて複数のユーザーを登録することができます。
登録するユーザーにはそれぞれ「パスワード」と「使用できる機能」を設定することができます。ユーザー管理を設定した場合
ユーザー管理を設定すると、事業所データを開く際に[ログイン]画面が表示されるので、ユーザー名とパスワードを入力します。複数のユーザーでの使用について
事業所データには、同じユーザー名で同時にログインすることはできません。
ユーザーの権限
登録ユーザーは、次の3つに分かれます。新しいユーザーは、「管理者の権限のあるユーザー」または「通常のユーザー」として登録できます。項目 | 説明 |
管理者(初期設定) | 初期設定のユーザーで、「ユーザー管理」を含むすべての作業が行えます。「管理者」を削除することはできません。 |
「管理者の権限」のあるユーザー | 「管理者」と同等の権限を与えるユーザーには「管理者の権限」を設定します。管理者権限のあるユーザーは削除できます。 |
通常のユーザー | 使用する機能を制限することができます。ユーザー管理に関する設定は、自分が使用するパスワードの変更のみができます。 |
使用できる機能の設定
<スタンダードの場合>管理者以外のユーザーには、ユーザーごとに使用する機能の制限を設定できます。
台帳や伝票の編集と印刷を制限することができます。
<プロフェッショナル 2ライセンス以上/ネットワークの場合>
管理者以外のユーザーには、ユーザーごとに使用する機能をメニュー単位で設定できます。例えば、あるユーザーが使用できるメニューを、取引とレポートのみにできます。また、メニュー単位の制限のほか、台帳や伝票の編集と印刷を制限することもできます。
◆ 本文中の一部の機能は、スタンダードにはありません。詳細の確認はこちら