請求先への売掛金の請求額を確定させるために、請求締切を実行する必要があります。請求締切では、指定期間内の売上明細と入金明細を集計して、請求額を確定させます。
請求締切の流れ
請求締切とは、指定した期間内の売上明細を集計して請求額を確定する作業です。締め切った結果(請求額)を得意先に請求し、期日には得意先からの入金内容を確認します。
請求額の確定
入力した「売上伝票」「入金伝票」の明細を集計して請求額を確定します。
請求先への請求を締め切る(請求先への請求額の確定)
請求締切の確認
請求締切の内容を確認します。
請求明細書の発行
請求締切一覧表の確認
請求書の発行
請求締切を行って請求額を確定したら、請求書を発行します。
請求書発行の概要
[取引区分]が「現金売上」「都度請求」の売上伝票
[取引区分]が「現金売上」の売上伝票は請求締切の対象になりません。
また、[取引区分]が「都度請求」の売上伝票は、伝票発行時に同時に請求処理が行われていますので、請求締切の対象にはなりません。
売上伝票の作成
請求先を変更した場合
得意先台帳の[請求先]を変更しているときでも、既に登録した伝票の請求先は変更されません。登録済みの伝票の売掛金は、変更前の請求先で管理されます。
請求締切では、変更前の請求先が締切対象として表示されます。
締め切り期間内に未承認伝票がある場合
承認機能を使用している場合に、請求締切を実行する期間内に未承認の伝票があると、請求締切を実行できません。未承認伝票の承認を行ってから請求締切を実行してください。
締め切り期間内に「都度請求」の未承認伝票がある場合
承認機能を使用している場合に、請求締切を実行する期間内に、[取引区分]を「都度請求」で作成した未承認の売上伝票があると、請求締切を実行できません。未承認伝票の承認を行ってから請求締切を実行してください。
請求締切のツールバー
請求締切のツールバーは以下のとおりです。
[F2] | 請求締切に表示されている内容をクリアし、新規に請求締切を行えるようにします。 請求先への請求を締め切る(請求先への請求額の確定) |
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指定した条件に基づいて請求締切の対象となる請求先を集計します。 | ||
選択した明細行の請求先を削除し、請求締切の対象から外します。 行セレクターを使用して明細行を選択 |
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集計した請求先に対して、請求締切を実行します。 請求先への請求を締め切る(請求先への請求額の確定) |
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[F8] [スペース] |
締グループや締日にカーソルがある場合にクリックすると、カーソルがある項目に対応した参照画面が表示されます。 表示された一覧から選択して表示、入力することができます。 台帳に登録したデータ(得意先や商品など)の参照 |
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カーソルがある行の明細を[請求明細書]画面で表示します。 集計結果から明細表や伝票を表示 |
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過去に行った請求の履歴を表示します。 請求先への請求を締め切る(請求先への請求額の確定) |
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[項目設定]画面が表示します。 画面に表示される項目の表示/非表示や入力を必要に応じて変更して、入力を効率化することができます。 伝票や台帳の項目設定 |
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[F5] | 請求締切の対象リストを印刷します。 また、[印刷]画面から、請求締切の対象リストをテキストファイルに書き出す(エクスポートする)ことができます。 各種資料の印刷 エクスポートできるデータの種類 |
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[請求締切]画面を閉じます。 |
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