実地棚卸の結果を弥生販売に入力します。[棚卸一括調整]画面で実際の在庫数、または差異数を登録すると、弥生販売の在庫数を調整するために出庫伝票が作成されます。
弥生販売の在庫数と実際の在庫数に差異がない場合は、在庫数を調整する必要はありません。
- [棚卸一括調整]画面を集計します。
以下のコンテンツと同様の条件で集計します。
棚卸準備表の作成(在庫数の確認) - 出庫伝票に記載される内容を設定します。
自動作成する出庫伝票には、[棚卸日][伝票番号][摘要]がすべて同じ内容で記載されます。
項目 説明 棚卸日 棚卸を行った日付を入力します。作成する出庫伝票の伝票日付は[棚卸日]欄に入力した日付です。
日付の入力
入力しない場合は、システム日付が自動表示されます。
日付は、をクリックして、カレンダーから入力することもできます。倉庫 棚卸を行う倉庫のコードを入力します。
台帳に登録したデータ(得意先や商品など)の参照 倉庫台帳の概要
また、[参照]([F8])をクリックするかスペースキーを押すと、登録済みの倉庫を参照することができます。
倉庫は、あらかじめ倉庫台帳に登録しておく必要があります。伝票番号 作成する出庫伝票の伝票番号を入力します。 出庫先 出庫先(得意先)のコードを入力します。
また、[参照]([F8])をクリックするかスペースキーを押すと、登録済みの得意先を参照することができます。出庫先は得意先台帳から選択します
出庫先は得意先台帳から選択するため、あらかじめ1件の得意先として得意先台帳に登録しておく必要があります。
得意先台帳の概要
「在庫調整」や「他サンプル出庫」などを出庫先として登録します。
得意先や請求先を集計するレポートでは、出庫先も集計対象です。出庫先を登録する際に、得意先をコード順で表示したときに下位に表示されるようなコード(例:「ZZZ-999-999999」など)を付与しておくと、レポート作成時に簡単に集計対象外とすることができます。摘要 作成する出庫伝票に記載される摘要を全角32文字(半角64文字)以内で入力します。
台帳に登録したデータ(得意先や商品など)の参照 伝票摘要の登録、修正、削除
伝票摘要台帳に登録した「摘要・メモ」から入力する場合は、コードを入力します。また、[参照]([F8])をクリックするかスペースキーを押すと、伝票摘要台帳を参照することができます。 - 実地棚卸の結果を入力します。
[実地棚卸数]に実際の在庫数を入力すると、[差異]が自動で計算されます。
また、[差異]を入力すると、[実地棚卸数]が自動で計算されます。
棚卸伝票の印刷
棚卸伝票を印刷する場合は、実地棚卸の結果を入力後、[登録]をクリックする前に印刷してください。[登録]をクリックすると、[棚卸一括調整]画面が新規集計状態となり、印刷できなくなります。
棚卸伝票では、入力した実地棚卸の結果を確認することができます。 - [登録]をクリックします。
表示される確認メッセージの[はい]をクリックすると、出庫伝票が一括で作成されます。
[登録]をクリックしてください
棚卸数量の入力後、[登録]をクリックせずに再度集計したり、集計条件を変更したりすると、入力内容が破棄されます。
弥生販売の在庫数が実際の在庫数より少ない場合
弥生販売の在庫数が実際の在庫数よりも少ない場合は、出庫伝票の[数量]がマイナスで登録されます。
棚卸結果の修正
棚卸で一括作成した出庫伝票の修正と、不要になった出庫伝票の削除ができます。
出庫伝票の修正と削除