導入時には、科目ごとの前期繰越残高を入力します。
期中導入の場合は、前期繰越残高のほか、導入月までに既に発生している当期の取引データの入力も必要です。
前期繰越残高の入力には、科目の残高がわかる次のような資料を用意します。
- 前年度の決算書(貸借対照表)
- 勘定科目の内訳書
- 補助簿(預金出納帳、売掛金元帳など)
- 前月度までの残高試算表や合計残高試算表(期中導入の場合)
期首導入(期首から弥生会計の使用を開始)
貸借対照表の前期繰越残高を入力します。入力後、期首月の残高試算表(貸借対照表)を印刷し、前期末の貸借対照表と照合して一致していることを確認します。
前期繰越残高(開始残高)の入力期中導入(会計期間の途中から弥生会計の使用を開始)
期中導入時の開始残高の入力には、次の3パターンがあり、作業内容や作業時間、後から作成できる当期資料などが異なります。
期中導入における、導入前月までに発生した取引の入力
事業開始年度からの導入
事業を始める年度から弥生会計を使い始める場合は、前期繰越残高の入力は必要ありません。