データの送受信では、相手先へ送信・受信するデータを「すべてのデータ」と「差分データ」から選択します。
すべてのデータ
仕訳データや各種設定情報など、事業所データの全データを送受信します。「すべてのデータ」の送受信は、次の場合に行います。
- データ作成時
事業所データ作成後、初めてデータを送信する場合は、「すべてのデータ」のみ送信できます。 - 繰越処理後
繰越処理はどちらか一方で行います。繰越処理後は、繰越処理をした事業所が「すべてのデータ」を相手方へ送信します。相手方は、そのデータを受信することで、年度情報が同じになります。
差分データ
前回送信分、または受信分より後に入力した仕訳データなどの差分情報を送受信します。
日常、顧問先が入力した仕訳を会計事務所側のデータへ取り込んだり、会計事務所で修正した仕訳や変更した設定を顧問先側のデータへ取り込んだりする場合に、差分データを送受信します。
顧問先から送られてきた仕訳データを会計事務所が修正し、顧問先に送り返した場合でも、元の仕訳と二重に登録されることはありません。
送信データ | 送信されるデータ内容 | |
すべてのデータ | 事業所データに保存されている全会計期間の全データ | |
差分データ | 送信元で行った次の内容が送信されます。その他の内容は、差分データでは送信されません。
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受信データ | 受信するデータ内容 | |
既存データ名を選択 | 新しい事業所データ名を指定 | |
すべてのデータ | 既存の事業所データが受信データで上書きされます。ただし、次の項目については上書きされません。
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受信データを基に新しい事業所データが作成されます。 <AEの場合>送信元のデータ形式には関係なく、指定した保存先に応じたデータ形式(サーバーに保存した場合はマルチユーザー、フォルダーに保存した場合はスタンドアロン)になります。 |
差分データ | 差分データの内容が既存の事業所データに取り込まれます。既存データに存在する仕訳は受信データで置き換えて、存在しない仕訳は新しい仕訳として登録されます。 | 新規作成はできません。 |
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