「所得税確定申告書第四表(損失申告用)」の作成時に、画面右下の「お知らせボックス」に次のメッセージが表示される場合があります。
メッセージ
現在のデータ内容では、以下の条件をすべて満たしているため、第四表(損失申告用の申告書)を利用する必要がありません。
第四表(一):当年分の所得について損益の通算後、損失が残っていない。
第四表(二):翌年以後に繰り越す損失・雑損失が残っていない。
入力内容をご確認いただき、必要に応じて[申告メニュー]-[申告設定]にある「帳票選択」で帳票を切り替えてください。
なお、第四表(損失申告用の申告書)を利用しない場合、「損益の通算の計算書」を印刷できます。
原因
このメッセージは、所得税確定申告書第四表(損失申告用)を使用しており、次のすべての条件に該当する場合に表示されます。
- 第四表(1)にある「2損益通算」の「損失額または所得金額の合計」がプラスになっている場合
- 第四表(2)にある「4繰越損失を差し引く計算」の「翌年分以後に繰り越して差し引かれる損失額」にプラスの行がない場合
- 第四表(2)にある「5翌年以後に繰り越される本年分の雑損失の金額」が空白、または0になっている場合
対応
当年分の所得について損益の通算後の損失がなく、翌年以後に繰り越す損失がない場合には、所得税確定申告書第四表(損失申告用)の作成は不要です。
また、翌年以後に繰り越す雑損失の金額がない場合についても同様です。
必要に応じて、使用する帳票を選択し直してください。帳票の選択は、[申告設定]画面の[帳票選択]で行います。
[申告設定]画面所得税確定申告書第四表(損失申告用)を使用しない場合は、「損益の通算の計算書」を印刷することもできます。