データを集計して内訳書を作成するには、最初にデータ設定を行います。
内訳書のデータは繰り越されませんが[データ設定]は繰り越されます。次年度では[データ設定]からデータを取り込んで内訳書を作成することができます。
データ設定の概要
[データ設定]の画面では、条件に該当するデータ(内訳項目)が「集計元データ」から集計されて表示されます。この内訳項目に関する情報(下図の場合「名称」や「所在地」など)を設定します。
内訳書のデータ設定
内訳書によっては、少額の金額を「その他」にまとめる設定も行うことができます。
なお、固定資産や手形、借入金に関するデータ設定は、拡張機能でこれらのデータを管理している場合のみ設定できます。
- [決算・申告]メニューの[勘定科目内訳書]から作成する内訳書を表示します。
- [データ設定]([F12])をクリックします。
内訳書データ設定画面が表示されます。
二重線の左側の項目には仕訳データ(または、固定資産一覧、受取手形一覧、支払手形一覧、借入金明細)から集計されたデータが表示されます。
集計されたデータは直接変更することはできません。変更は内訳書の画面で行います。預貯金、売掛金、仮払金、貸付金及び受取利息、買掛金、仮受金の内訳書のデータ設定の場合
[内訳書科目設定]で設定されている科目が集計対象となっています。必要に応じて変更できます。
勘定科目内訳書の対象科目の設定「その他一括」の項目列がある場合
「その他一括」項目がある内訳書の場合に[一括チェック]が表示されます。
「その他」にまとめる内訳項目がある場合は、[その他一括]の欄(一番右端の列)をクリックしてチェックを付けます。
[一括チェック]をクリックすると、50万円未満(受取手形、支払手形は100万円未満)のすべての項目に一括してチェックを付けることができます。 - 縦二重線の右側の項目を必要に応じて修正や入力します。 内訳書データ設定の項目
- 設定が終わったら、[内訳書作成]([F12])をクリックして内訳書を表示し、データ設定からデータを取り込みます。