かんたん取引入力で取引を入力すると、入力された情報に基づいて、帳簿に仕訳が作成されます。かんたん取引入力では、登録した仕訳の修正や削除はできません。仕訳の修正や削除は、他の帳簿から行います。
かんたん取引入力では、かんたん取引辞書に登録した取引を使用することができます。
- [帳簿・伝票]メニューの[かんたん取引入力]をクリック、またはクイックナビゲータの[取引]カテゴリの[かんたん取引入力]をクリックします。[かんたん取引入力]ウィンドウが表示されます。
- [取引名]でかんたん取引辞書に登録された取引を選択します。かんたん取引辞書で設定された取引の内容が表示されます。左に表示される「収入」「支出」「振替」をクリックすると、クリックした種類の取引にジャンプします。
[取引名]に表示される取引
[取引名]をクリックするとかんたん取引辞書に登録された取引が表示されます。取引の右側には[取引手段](「振替」の場合は[振替元][振替先])に表示される勘定科目が表示されます。
- [取引日]を入力します。
- [取引手段][相手勘定][振替元][振替先]や補助科目を選択します。選択できる勘定科目は、[科目設定]の[区分名]ごとに表示されます。左に表示される区分名をクリックすると、クリックした区分の勘定科目にジャンプします。
- 必要に応じて[摘要]を全角32文字(半角64文字)以内で入力します。
- [金額]を入力します。
- [仕訳プレビュー]で入力した取引の仕訳を確認します。
- [登録]ボタン([F12])をクリックします。
- 登録の確認メッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。 取引が登録されます。
- [今日の取引を確認]ボタンをクリックすると[仕訳日記帳]が表示され、本日入力した取引の仕訳を確認できます。
かんたん取引入力では、取引の入力時に税区分(税率)を変更することができません
課税対象の取引の場合は、取引日付に応じて自動的に標準税率が適用されます。
標準税率以外の取引を入力する場合は、あらかじめ[かんたん取引辞書]で辞書に登録するか、取引の登録後に[今日の取引を確認]をクリックして[仕訳日記帳]で税区分を修正してください。
軽減税率の取引を入力する場合は、[軽減税率を使用する]にチェックを付けてください。
税率の確認メッセージ
選択した取引に登録されている税率(税区分)が、取引日付に対応していない場合に、税率の確認メッセージが表示されます。
確認メッセージを表示したくない場合は、[環境設定]で[キー操作・入力]タブの[取引辞書の税率と取引日付の税率があわない場合に確認を行う]のチェックを外してください。