承認者に設定されているユーザーは、伝票の承認を行います。
承認機能の対象とした伝票は、承認処理が必要です。伝票を作成したユーザーの「承認者」または「代理承認者」に設定されているユーザーが、承認処理を行うことができます。
ここでは、売上伝票の承認を例に説明します。入金伝票の承認、仕入伝票の承認、出金伝票の承認も同様の手順で行うことができます。
画面構成
[売上伝票の承認]画面の画面構成は次のとおりです。① | 表題部 | 検索条件を設定します。 |
② | 検索結果一覧 | 表題部で設定した条件で検索された伝票の一覧が表示されます。 |
③ | 明細部 (伝票表示部) |
検索結果一覧で選択した伝票の内容を表示します。 |
条件の設定項目は次のとおりです。
項目 | 説明 |
対象 | 表示対象の伝票の状態を選択します。
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範囲 | 承認の範囲を選択します。
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期間 | [対象]で「承認取り消し」を選択した場合、設定ができます。 [対象]で「承認」を選択した場合は、すべての期間内で未承認の伝票が表示されます。 |
売上伝票承認のツールバー
売上伝票承認のツールバーは以下のとおりです。
[F2] | 表示されている検索結果をクリアし、集計条件を初期状態に戻します。 | |
指定した検索条件で売上伝票を検索します。 | ||
売上伝票承認の機能を設定します。 機能設定 |
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[F12] | 検索結果の一覧に表示されている売上伝票をすべて承認します。 | |
[売上伝票承認]画面を閉じます。 |
伝票の承認
- [売上]メニューの[売上伝票承認]をクリックします。 [売上伝票承認]画面が表示されます。
- [対象]で「承認」を選択します。
- [範囲]で承認の範囲を選択します。
- [検索]をクリックします。 指定した条件に一致する伝票の一覧が表示されます。伝票の一覧で選択した伝票の内容が表示されます。
- 伝票の承認をします。
<一括して伝票を承認する場合>
一覧に表示されている伝票を一括して承認する場合は、[一括承認]をクリックします。[レ]欄にチェックが付きます。<選択して伝票を承認する場合>
承認をする伝票の[レ]欄にチェックを付けます。
承認の取り消し
承認済みの伝票の、承認を取り消すことができます。承認済みの伝票は、修正や削除ができません。承認の取り消しを行うと修正や削除をすることができます。
ただし、請求締切や支払締切を実行した伝票の承認を取り消すことはできません。承認の取り消しを行うには、請求締切や支払締切の取り消しを行います。
ここでは、売上伝票を例に説明します。入金伝票、仕入伝票、出金伝票も同様です。
- [売上]メニューの[売上伝票承認]をクリックします。 [売上伝票承認]画面が表示されます。
- [対象]で「承認取り消し」を選択します。
- [範囲]と[期間]を設定します。
- [検索]をクリックします。
指定した条件に一致する伝票の一覧が表示されます。伝票の一覧で選択した伝票の内容が表示されます。
得意先元帳で消込を行っている売上伝票は集計されません。
- 承認の取り消しをします。
承認済みの伝票は[レ]欄にチェックが付いています。承認の取り消しを行うには[レ]欄のチェックを外します。
また、入力しない項目を表示したくない場合は、[売上伝票承認項目設定]で画面への表示/非表示を設定することができます。
項目設定をするには、[機能設定]画面の[項目設定]をクリックします。