配偶者について設定します。従業員から回収した「扶養控除等(異動)申告書」を基に入力してください。
※従業員本人や扶養親族等については以下を参照してください。
従業員の扶養親族等の設定
扶養親族の詳細設定
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[扶養親族]をクリックします。 [扶養親族等]画面が表示されます。
- [表示]から配偶者を設定する従業員を選択して、[扶養親族等の詳細設定を行う]にチェックを付けます。
- [配偶者あり]にチェックを付けます。
配偶者がいない場合は、[配偶者あり]にチェックを付ける必要はありません。
- 配偶者が源泉控除対象配偶者に該当する場合
給与所得者の合計所得金額が900万円以下、配偶者の合計所得金額が95万円以下の場合
⇒[源泉控除対象配偶者]にチェックを付けます。 - 配偶者が同一生計配偶者に該当する場合
配偶者の合計所得金額が48万円以下の場合
⇒[同一生計配偶者]にチェックを付けます。
※給与所得者の合計所得金額に制限はありません。 - 配偶者が、源泉控除対象配偶者と同一生計配偶者の両方に該当する場合
給与所得者の合計所得金額が900万円以下で、配偶者の合計所得金額が48万円以下の場合
⇒[源泉控除対象配偶者][同一生計配偶者]の両方にチェックを付けます。 - 定額減税対象配偶者に該当する場合
居住者で、合計所得金額が48万円以下の源泉控除対象配偶者、または「令和6年分 源泉徴収に係る定額減税のための申告書」の提出を受けている場合
⇒[定額減税対象配偶者(月次用)]にチェックを付けます。
※月次減税事務のための設定です。[基・配・所控除申告書]の[配偶者定額減税対象]には影響しません。年調減税事務においては[基・配・所控除申告書]に入力された内容を基に自動判定されます。
基・配・所控除申告書を入力する
以降は、源泉控除対象配偶者または同一生計配偶者がいる場合の操作手順を説明します。配偶者がいるが控除対象ではなく、配偶者の氏名などを把握していない場合は、[配偶者あり]にチェックを付けず、配偶者なしの状態にしておいても税額計算に影響はありません。
この場合、扶養控除等申告書と源泉徴収簿の「配偶者の有無」欄は「無」に〇が付きます。 - 配偶者が源泉控除対象配偶者に該当する場合
- [被扶養者]タブをクリックして、配偶者を設定します。
配偶者の項目 説明 名前 配偶者の名前を全角10文字(半角20文字)以内で入力します。 フリガナ 配偶者のフリガナを全角20文字(半角40文字)以内で入力します。 生年月日 配偶者の生年月日を入力します。 扶養区分 入力した[生年月日]と給与データの年末調整年度から自動判定されます。配偶者が70歳未満の場合は「対象外」、70歳以上の場合は「老人」が表示されます。
[生年月日]を入力しなかった場合は、[扶養区分]から「対象外」または「老人」を選択します。[源泉控除対象配偶者]または[同一生計配偶者]にチェックが付いている場合、選択できます。
老人に該当する生年月日は、 扶養親族の[扶養区分]が変わらない を参照してください。同居 配偶者と同居している場合はチェックを付けます。
[源泉控除対象配偶者]または[同一生計配偶者]にチェックが付いている場合、設定できます。非居住者 非居住者に該当する(国内に住所がなく、また、1年以上継続して居住していない)場合は、チェックを付けます。 障害者 配偶者の障害者の区分を「一般」「特別」から選択します。障害者に該当しない場合は「対象外」を選択します。[源泉控除対象配偶者]または[同一生計配偶者]にチェックが付いている場合、選択できます。
「同居」が「あり」で、[同一生計配偶者]にチェックが付いている配偶者について「特別」を選択すると、同居特別障害者として扱われます。