配偶者控除等申告書を入力する（該当者のみ）

申告書の入力は、従業員から回収した「給与所得者の配偶者控除等申告書」を基に、必要に応じて入力します。また、従業員への配布用に「給与所得者の配偶者控除等申告書」を印刷することができます。

令和2年分の年末調整では、申告書が統合されて「給与所得者の基礎控除申告書兼給与所得者の配偶者控除等申告書兼所得金額調整控除申告書」になりました。
令和2年分以降の年末調整を行う場合は、以下のページを参照してください。

給与所得者の配偶者控除等申告書の入力

年末調整ナビの［3.申告書を入力しよう］から［配偶者控除等申告書へ］をクリックします。［配偶者控除等申告書］画面が表示されます。
従業員から回収した「給与所得者の配偶者控除等申告書」を参照して、必要に応じて水色または緑色の項目をクリックして入力します。
緑色の項目をクリックした場合は、［扶養控除等情報入力］画面が表示されます。
扶養親族に関する情報を設定する

従業員本人の給与（賞与）の課税支給合計を、「給与所得者の配偶者控除等申告書」の「あなたの合計所得金額（見積額）」の「給与所得」-「収入金額等」欄に転記することができます。手順について詳しくは、給与所得の見積額に課税支給額を転記する方法を参照してください。
入力が終わったら、［進捗状況］の［完了］をクリックします。
入力が完了していない場合は、［途中］を選択します。メモしておきたい内容がある場合は、ふせんを作成して貼り付けることができます。
ふせん（［年末調整］画面）

＜あなたの本年中の合計所得金額の見積額＞

項目名	説明
あなたの本年中の合計所得金額の見積額	［あなたの合計所得金額（見積額）］の［（1）～（7）の合計額］の値が自動で転記されます。
判定	合計所得金額の見積額に応じて、該当箇所にチェックが付きます。
区分Ⅰ	判定の結果が表示されます。

＜配偶者＞

項目名	説明
氏名、生年月日等	緑色の項目をクリックすると［扶養控除等情報入力］画面が表示されます。

＜配偶者の本年中の合計所得金額の見積額＞

項目名	説明
配偶者の本年中の合計所得金額の見積額	［配偶者の合計所得金額（見積額）］の［（1）～（7）の合計額］の値が自動で転記されます。
判定	合計所得金額の見積額に応じて、該当箇所にチェックが付きます。
区分Ⅱ	判定の結果が表示されます。

＜合計所得金額の見積額の計算表＞

項目名	説明
給与所得	＜収入金額等＞申告書に記載の収入金額等を入力します。＜必要経費等＞申告書に記載の必要経費等を入力します。 ※［（1）～（6）以外の所得］「うち特別控除額」と「必要経費等」を入力することができます。＜所得金額＞入力した収入金額等と必要経費等を基に計算した所得金額が表示されます。 ※［退職所得］［（1）～（6）以外の所得］自動計算された金額を修正したい場合は、［手入力］のチェックを付けて金額を入力してください。
事業所得
雑所得
配当所得
不動産所得
退職所得
（1）～（6）以外の所得
（1）～（7）の合計額	入力した収入金額等と必要経費等を基に計算した所得金額の合計が表示されます。

＜控除額の計算＞

項目名	説明
配偶者控除の額	合計所得金額の見積額を基に判定された、区分Ⅰおよび区分Ⅱから求められた控除額が表示されます。
配偶者特別控除の額	合計所得金額の見積額を基に判定された、区分Ⅰおよび区分Ⅱから求められた控除額が表示されます。

「給与所得者の配偶者控除等申告書」は、年末調整年度（当年分）の申告書のみ印刷できます。翌年分の申告書は印刷できません。
また、給与支払者の名称（氏名）、所在地（住所）、法人番号のみ印刷ができます。従業員の氏名や住所を印刷することはできません。

年末調整ナビの［2.年末調整の準備をしよう］から［配偶者控除等申告書印刷］をクリックします。［配偶者控除等申告書印刷画面］が表示されます。
印刷する用紙や使用するプリンターなどを設定し、［印刷する］をクリックして印刷します。年末調整書類を印刷する
- ［テスト用文字列を表示］にチェックを付けるとテスト用文字列が表示され、テスト印字することもできます。
  詳細は専用用紙のテスト印刷（［年末調整］画面）を参照してください。
- ［提供済みの個人番号と相違ない旨を印字］にチェックを付けると、欄外に「個人番号については給与支払者に提供済みの個人番号と相違ない」という文と、従業員のチェック欄、給与支払者の確認印欄を印字します。