通帳の入力ルール 弥生会計 サポート情報

ID:ida26843

「通帳」として依頼された証憑を、証憑データ化サービスでデータ化する際の入力ルールについて説明します。

データ化可能な通帳の条件については以下を参照してください。

証憑データ化のルールについて

通帳をデータ化した場合の一例

証憑データ化サービスで通帳をデータ化した場合、以下のように弥生会計に取り込まれます。
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データ化できない証憑

表の列名の行がない、列名の行が空白になっている、あるいは項目の文字が判読できない場合は、どの列が何の項目にあたるのか特定できないためデータ化できません。対象外証憑として扱います。

データ化しない明細

以下のような明細はデータ化しません。
  • 手書きの斜線や取り消し線が引かれている
  • 証憑アップローダーで除外指定(グレーアウト)されている
  • 証憑アップローダーで指定したデータ化依頼範囲外の日付の明細
  • 「繰越」や「限度額変更」など「支払金額」および「預入金額」に金額が記載されていない
    ※「新規」または「新規発行」、かつ残高が1円以上の場合は残高をデータ化します。
  • 「仮記帳」と記載がある明細行
  • 「日付」欄に「#######」と記載されている明細行

日付の入力ルール

  • 明細の「年月日」または「日付」を入力します。
    00026843_002
  • 明細の「日付」が記載されていない場合、日付の記載がある直前の明細行の日付を入力します。
  • 銀行のWeb明細書で日付に「取引日」と「起算日」がある場合、「起算日」を入力します。
  • 銀行のWeb明細書ですべての明細行に年や月の記載がない場合、証憑四隅に記載の年や月を入力します。
    ただし、四隅に記載の年月が「印刷日」や「発行日」の場合は入力しません。
  • 銀行のWeb明細書で月の記載があるものの、年の記載がなく、上記いずれにおいても年の判断ができない場合、証憑の記載内容に応じて以下の優先順位で年を判断して入力します。
    ①証憑内に年の記載はないものの、前後の証憑から年を判断できる
    証憑上に年の記載がなく、かつ前後の同一レイアウトの証憑に年の記載がある場合、前後の証憑の記載から年を入力します。
    ②証憑内に年の記載はないものの、証憑内の月の記載から年を推測できる
    月の記載から、依頼時点での過去直近の年を入力します。
    (例)2022/02/09に依頼、証憑の日付は12/20⇒2021/12/20
    (例)2022/02/09に依頼、証憑の日付は01/20⇒2022/01/20
    (例)2022/02/09に依頼、証憑の日付は02/20⇒2021/02/20
  • 複数ページの通帳を一度にまとめてアップロードした場合、取引日でページ順を並べ替えます。
    複数ページにまたがって同じ取引日が続く場合、アップロード時の画像の並び順で入力します。
    なお、通帳の残高に基づく並べ替えは行いません。

金額の入力ルール

  • 表の列名から支払金額と預入金額を特定して入力します。
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  • 列名が読み取れない場合、アップロード時に選択された自分方科目の銀行名から支払金額と預入金額の列を特定して入力します。
  • ネットバンキングなどで支払金額と預入金額の列が分かれていない場合、正の値を預入金額、負の値を支払金額として入力します。
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  • 支払金額および預入金額の両方が記載されている場合、かつ両方とも0円以外の場合、不読(0円を入力)とします。
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摘要の入力ルール

摘要については、紙の通帳明細をアップロードした場合とWeb明細をアップロードした場合で、入力対象となる項目の優先順位が異なります。
当座預金照合表・預金取引明細表については、以下の「紙の通帳明細の場合」のルールを適用します。
  • 紙の通帳明細の場合
    優先順位通帳内の項目仕訳の摘要欄に入力される内容
    1「摘要」のみ「摘要」欄の文字列
    2「摘要」と「記号」「摘要」欄の文字列のみ
    3「記号」のみ「記号」欄の文字列
    41~3のいずれの欄もなく「お取引内容」「備考」「その他」「メモ」などの摘要に類する欄がある「お取引内容」「備考」「その他」「メモ」などの欄に記載の文字列
    • 「支払金額」または「預入金額」に文字列がある場合、上の表の内容の後に半角スペースで連結して入力します。
    • 1つの明細が2行で構成されている場合は、1行目と2行目の文字列を半角スペースで連結して入力します。
      摘要の文字列が1行に収まらず複数行にまたがっている場合は、各行の文字列を連結して入力します。
    • 上記のいずれの場合においても、手書きで追記されたものは入力しません。
       
  • Web明細の場合
    優先順位明細内の項目仕訳の摘要欄に入力される内容
    1「取引区分」と「依頼人名」と「摘要」「取引区分」「摘要」「依頼人名」の順に記載されている文字列を半角スペースで連結
    2「取引区分」と「摘要」「取引区分」「摘要」の順に記載されている文字列を半角スペースで連結
    3「お振込人名またはお取引内容」と「摘要」「摘要」「お振込人名またはお取引内容」の順に記載されている文字列を半角スペースで連結
    4「記号」と「摘要」「記号」「摘要」の順に記載されている文字列を半角スペースで連結
    5「摘要」のみ「摘要」欄の文字列
    ただし、振込先または振込元の「名義人名」のみ入力
    61~5のいずれの欄もなく「備考」「その他」「メモ」などの摘要に類する欄がある「備考」「その他」「メモ」などの欄に記載の文字列
    • 1つの明細が2行で構成されている場合は、1行目と2行目の文字列を半角スペースで連結して入力します。
      摘要の文字列が1行に収まらず複数行にまたがっている場合は、各行の文字列を連結して入力します。
    • 上記のいずれの場合においても、手書きで追記されたものは入力しません。

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