決算・申告、業務の流れ(法人)
年末調整の還付金を12月分の給料と一緒に支払ったときの仕訳は?

ID:ida1251

年末調整の還付金を12月分の給料と一緒に支払ったときは、年末調整の還付金と12月の源泉所得税は分けて仕訳します。

【例】
12月に年末調整の還付金65,342円と従業員給与を同時に支給した場合

(12月分給与400,000円から源泉所得税50,000円、住民税20,000円、社会保険料30,000円、雇用保険料2,000円を控除して現金(または預金)で支給)

【仕訳】
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要
給料手当(給料賃金)400,000円現金(預金)363,342円12月分給料
預り金65,342円預り金50,000円年末調整還付金/
12月分 源泉所得税
預り金20,000円12月分 住民税
預り金30,000円11月分 社会保険料
(健康保険料、厚生年金)
法定福利費2,000円12月分 雇用保険料

※控除する源泉所得税、住民税、社会保険料、雇用保険料がない(0円)の場合は、該当部分の仕訳は不要です。

上記例では、雇用保険料の天引きで「法定福利費」を使っていますが、「立替金」や「預り金」とする場合もあります。

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