確定申告、業務の流れ(個人)
商品を輸入で仕入れしたときの仕訳

ID:ida15833
商品を輸入で仕入れしたときの仕訳は、商品本体の仕訳と税関に支払った消費税の仕訳と2つの仕訳が必要です。一般的な輸入の流れと仕訳を説明します。

【一般的な輸入の流れ】
①商品の注文、支払い
②相手先からインボイスが送付
③商品が日本へ到着
④税関に輸入申告をし、関税や消費税を納税
⑤輸入許可通知書が発行され、商品の引き取り

※一般的に、輸入代行業者に依頼している場合は、②から⑤までは輸入代行業者が行い、後日輸入許可通知書(または輸入(引取)申告書)とインボイスが届きます。 輸入代行業者からの請求書もしくは輸入許可通知書に税金の種類、税額が記載されています。

【例】
商品を海外から購入し、後日代金300,000円を普通預金から支払った

【仕訳】
・商品購入時
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要
仕入高 300,000円 買掛金 300,000円 輸入商品の購入

・代金支払時
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要
買掛金 300,000円 普通預金 300,000円 商品代金の支払い

【例】
後日、輸入代行業者から請求書と輸入許可通知書、インボイスが届いた
代行手数料50,000円、輸入消費税(国税)23,400円、輸入消費税(地方消費税)6,600円、
関税10,000円 合計90,000円を普通預金から支払った

【仕訳】
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要
支払手数料
または仕入高
50,000円 普通預金 90,000円 代行手数料
仕入高または
仮払消費税等
23,400円   輸入消費税(国税)
仕入高または
仮払消費税等
6,600円 輸入消費税(地方消費税)
仕入高 10,000円 関税
※輸入消費税(国税)、輸入消費税(地方消費税) は消費税の免税事業者または課税事業者で税込経理の場合は「仕入高」で、 課税事業者で税抜経理の場合は「仮払消費税等」で仕訳します。
※輸入消費税(国税)と輸入消費税(地方消費税)は分けて仕訳する必要があります。
※輸入代行業者からの請求書に税金の種類の明細が記載されていない場合は、輸入許可通知書を確認してください。

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