12月に仕入れ、翌年1月以降に仕入代金を支払うケースで、仕入代金を支払った翌年1月に仕入の仕訳をしている場合、12月の処理には注意が必要です。
12月に仕入れたものは、その年の仕入として計上すべきですが、翌年1月で計上していると翌年分の
仕入となってしまいます。
そのため、12月に仕入れて翌年1月に支払われる仕入は、以下のように仕訳します。
【例】
個人で12月分の仕入200,000円が翌年1月に普通預金から支払われる場合 (なお、期中は支払の
タイミングで仕入計上をしています。)
借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 摘要 |
仕入 | 200,000円 | 買掛金 | 200,000円 | 12月分仕入 |
・翌年1月
借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 摘要 |
買掛金 | 200,000円 | 普通預金 | 200,000円 | 12月分仕入支払 |