辞書には、必要に応じて取引や摘要を登録することができます。仕訳辞書に登録する仕訳は貸借の金額が一致している必要がありますが、伝票辞書へは貸借の金額が一致していない仕訳も登録できます。
登録は、次の方法で行います。また、項目の一部だけを設定した仕訳も登録できます。
仕訳辞書・伝票辞書・摘要辞書から登録
- [設定]メニューの[取引辞書]を選択し、[仕訳辞書](または[伝票辞書][摘要辞書])をクリックします。
または、クイックナビゲータの[取引]カテゴリの[仕訳辞書](または[伝票辞書][摘要辞書])をクリックします。 - [新規作成]([F8])をクリックします。新規登録画面が表示されます。
- 各項目を設定します。
<仕訳辞書・伝票辞書の場合>
登録する仕訳の内容を設定します。
仕訳辞書へ登録する場合は貸借の金額が一致しなければ登録できません。金額が固定でない場合は「0」として登録します。
※上図はプロフェッショナルの画像です。項目 説明 取引名 取引名を全角20文字(半角40文字)以内で入力します。 取引分類 取引を分類する場合は、分類する項目を選択します。
取引分類は、仕訳辞書/伝票辞書で編集できます。
取引分類の仕訳を一括で入力サーチキー サーチキーを半角英数字8文字以内で入力します。全角文字を設定してもサーチキーとしては使用できません。
仕訳入力の基本操作
仕訳日記帳の入力
<摘要辞書の場合>
項目 説明 摘要 摘要を全角32文字(半角64文字)以内で入力します。
帳簿や伝票で摘要辞書を使って摘要を入力するときに表示されます。勘定科目 摘要を使用する勘定科目を選択します。帳簿や伝票では、仕訳の勘定科目と一致する勘定科目が設定された摘要が表示されます。
なお、「全科目共通」を選択すると、すべての勘定科目の仕訳で使用できます。サーチキー サーチキーを半角英数字8文字以内で入力します。全角文字を設定してもサーチキーとしては使用できません。
仕訳入力の基本操作 - 設定が終わったら[登録]をクリックします。登録した仕訳の項目や金額は登録後に編集することができます。
辞書の修正や削除
帳簿や伝票で入力した仕訳や摘要を直接登録
- 帳簿または伝票で、登録する仕訳の行へカーソルを移動します。伝票の仕訳を取引辞書へ登録する場合は、登録する伝票を表示します。
- [編集]メニューの[仕訳辞書へ登録](または[伝票辞書へ登録][摘要辞書へ登録])をクリックします。
新規追加画面が表示されます。 - 各項目を設定します。
<仕訳辞書・伝票辞書の場合>
項目 説明 取引名 取引名を全角20文字(半角40文字)以内で入力します。 取引分類 取引を分類する場合は、分類する項目を選択します。
取引分類は、仕訳辞書/伝票辞書で編集できます。サーチキー サーチキーを半角英数字8文字以内で入力します。全角文字を設定してもサーチキーとしては使用できません。
仕訳入力の基本操作仕訳入力時の日付から該当の税率(税区分)を自動判定する (税率計算のある仕訳を登録する場合のみ)
仕訳の入力時に、取引日付に応じた税率を自動判定するようにする場合にチェックを付けます。
チェックを付けると、金額は0で登録されます。科目設定から該当の請求書区分を自動判定する <期首日が2022/10/02以降かつ本則課税の場合のみ>
チェックを付けると、科目設定に応じた請求書区分が自動判定されます。仕訳入力時の日付から該当の仕入税額控除を自動判定する <期首日が2022/10/02以降かつ本則課税の場合のみ>
チェックを付けると、仕訳入力時の日付から仕入税額控除が自動判定されます。パレットへの登録も行う※ チェックを付けると、辞書への登録と同時にパレットへも登録されます。
よく使う科目や仕訳などを登録する(パレット)<摘要辞書の場合>
項目 説明 摘要 仕訳で入力した摘要が表示されます。
全角32文字(半角64文字)以内で変更できます。勘定科目 この摘要を使用する勘定科目を選択します。帳簿や伝票では、仕訳の勘定科目と一致する勘定科目が設定された摘要が、摘要を選択するリストに表示されます。
「全科目共通」を選択すると、すべての科目の仕訳で使用できます。サーチキー サーチキーを半角英数字8文字以内で入力します。全角文字を設定してもサーチキーとしては使用できません。
仕訳入力の基本操作 - 設定が終わったら[登録]をクリックします。登録した仕訳の項目や金額は登録後に編集することができます。
辞書の修正や削除
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