今年(今年度)取得した資産を固定資産一覧に登録する方法を、以下の資産を例に説明します。
資産の名称 | ノートパソコン(勘定科目:工具器具備品) |
取得した日 | 本年度 |
購入額 | 350,000円 |
償却方法 | 定額法 |
耐用年数 | 4年 |
- クイックナビゲータの[決算・申告]カテゴリから[減価償却資産の登録]をクリックします。[固定資産一覧]画面が表示されます。
- [新規作成]をクリックし、以下のように入力します。
<A>減価償却資産の名称等 取得した資産の名称を入力します。 <B>勘定科目 登録する資産の勘定科目をドロップダウンリストから選択します。 <C>取得年月日 取得した資産の取得年月日を入力します。
※取得した年月までわかれば、減価償却費の計算には影響しないため、日付は任意の日付で問題ありません。<D>取得価額 資産を購入した価額を入力します。 <E>償却方法 償却方法をドロップダウンリストから選択します。 <F>耐用年数 取得した資産の耐用年数を入力します。 <G>事業専用割合(貸付割合) 個人の会計データを作成している場合に表示されます。
減価償却費を事業分と家事分で按分する場合に、事業分の割合を設定します。
仕訳書き出しの場合に、事業分と家事分を分けて仕訳を作成します。<H>経費の割合 販売費と製造原価(生産原価)に振り分ける比率を設定します。不動産兼業の場合は、販売費と不動産経費に振り分ける比率を設定します。
原価比率の入力項目が1項目しかない場合、入力する必要はありません。2項目表示されている場合は、それぞれに振り分ける比率を入力します。 - すべて設定したら[登録]をクリックします。
固定資産一覧に登録しただけでは、貸借対照表に反映されません。固定資産一覧への登録とは別に、資産取得時の仕訳を帳簿または伝票から入力してください。
一般的な仕訳例については、 仕訳や勘定科目の疑問を解決したい をご覧ください。
登録した資産は、[固定資産一覧]画面から[仕訳書出]をクリックすることで減価償却費の仕訳を書き出すことができます。詳細は、 減価償却費の仕訳を登録したい を参照してください。