弥生給与(やよいの給与計算)から、年調対象外(退職者など)の源泉徴収票を印刷した際に、
[源泉徴収票/給与支払報告書]に印刷される内容は以下のとおりです。
定額減税額の記載について
退職者の源泉徴収票に定額減税額などを記載する必要はありません。
「源泉徴収税額」欄には、実際に控除した所得税額(減税前税額から定額減税額を控除した後の金額)を記載します。
令和5年分以降の源泉徴収票/給与支払報告書の記載事項変更について
法令改正に伴い、令和5年分から源泉徴収票および給与支払報告書(個人別明細書)の記載事項が変更されました。
※法令改正の詳細は源泉徴収票および給与支払報告書(個人別明細書)の記載事項が変更されますを参照してください。
- 非居住者である控除対象扶養親族がいる場合は、非居住者に該当する要件に応じて「01」「02」「03」「04」のいずれかの数字を記載する
該当する場合は、[扶養親族等]で[非居住印字区分]を設定してください。
源泉徴収票の控除対象扶養親族の「区分」に数字が印字されない(非居住者の設定方法) - 退職手当等を有する配偶者または扶養親族がいる場合は、その配偶者(扶養親族)に関する情報を記載する
該当する場合は[扶養控除等情報入力]画面で[退職手当等を有する扶養親族]を設定してください。
扶養控除等申告書の住民税に関する事項(退職手当等を有する配偶者・扶養親族)を設定する方法
番号 | 項目 | 説明 |
1 | 住所又は居所 | [従業員<個人別>]の[住所]タブ-[住所] |
2 | (受給者番号) | [従業員<個人別>]の[一般]タブ-[コード] |
(個人番号) | [マイナンバー管理]の[従業員と家族の個人番号編集]-[個人番号] ※源泉徴収票(受給者交付用)には印字されません。 |
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(役職名) | [従業員<個人別>]の[一般]タブ-[役職名] | |
3 | (フリガナ) | [従業員<個人別>]の[一般]タブ-[フリガナ] |
氏名 | [従業員<個人別>]の[一般]タブ-[氏名] | |
4 | 種別 | [年末調整]の[源泉徴収票/給与支払報告書]-[種別] |
5 | 支払金額 | |
【内】 | 弥生給与(やよいの給与計算)では印刷されません。 | |
[下欄] | [年調明細個人別]の[年間支給額]-[課税支給額]の[合計額] | |
6 | 源泉徴収税額 | |
【内】 | 弥生給与(やよいの給与計算)では印刷されません。 | |
[下欄] | [年調明細個人別]の[年間支給額]-[源泉徴収税額]-[合計] | |
7 | (源泉)控除対象配偶者の有無等 | ●以下、条件に該当する箇所に「*」印を印刷 |
【有】 | [扶養親族]の[本人]タブ-[配偶者あり]と[源泉控除対象配偶者]にチェックが付いている | |
【従有】 | 弥生給与(やよいの給与計算)では印刷されません。 | |
【老人】 | [扶養親族]の[本人]タブ-[配偶者あり]と[源泉控除対象配偶者]にチェックが付いている、かつ、[扶養親族]の[被扶養者]タブ-配偶者の[扶養区分]が「老人」 | |
8 | 控除対象扶養親族の数(配偶者を除く。) | ●[扶養親族]の[被扶養者]タブで、以下それぞれ条件に該当する人数を印刷 |
【特定】人 | [扶養区分]が「特定」の扶養親族の合計人数 | |
【特定】従人 | 弥生給与(やよいの給与計算)では印刷されません。 | |
【老人】内 | [扶養区分]が「老親等」で[同居]にチェックが付いている扶養親族の合計人数 | |
【老人】人 | [扶養区分]が「老人」または「老親等」の扶養親族の合計人数 | |
【老人】従人 | 弥生給与(やよいの給与計算)では印刷されません。 | |
【その他】人 | [扶養区分]が「一般」の扶養親族の合計人数 | |
【その他】従人 | 弥生給与(やよいの給与計算)では印刷されません。 | |
9 | 16歳未満扶養親族の数 | [扶養親族]の[被扶養者]タブで、[扶養区分]が「年少」の扶養親族の合計人数 |
10 | 障害者の数(本人を除く。) | ●[扶養親族]で、以下それぞれ条件に該当する人数を印刷 |
【特別】内 |
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【特別】人 |
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【その他】人 |
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11 | 非居住者である親族の数 | [扶養親族]の[被扶養者]タブで[非居住者]にチェックが付いている扶養親族の合計人数 ※配偶者は含まれないため、配偶者が非居住者の場合は印刷後に手修正してください。 |
12 | 社会保険料等の金額 | |
【内】 | 退職者源泉徴収票の場合は印字されません。 | |
[下欄] | [年末調整]の[年調明細個人別]-[年間支給額]-[社会保険料]-[合計] | |
13 | 摘要 | [年末調整]の[源泉徴収票/給与支払報告書]-[摘要] |
自動で表示、印刷されるのは以下の内容となり、番号順の優先順位で表示・印刷されます。
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※退職手当等を有する配偶者・扶養親族を登録すると、以下の情報が摘要欄に表示されます。
(退1) 、氏名、続柄(配偶者または扶養親族)、生年月日、住所、障害者区分(障害者または特別障害者)、非居住者、控除対象扶養親族の場合は非居住者に該当する要件(「01」「02」「03」「04」いずれかの数字)、所得の見積額:XXX円、寡婦またはひとり親
- (退1)は、複数登録されている場合は(退1)、(退2)…と連番で表示される
- 続柄は、「夫」「妻」「配偶者」の文字列が設定されている場合は「配偶者」、それ以外は「扶養親族」と表示される
- 生年月日は、[給与規定]の設定に関わらず和暦(yy年mm月dd日)で表示される
- 住所は、未入力の場合は従業員本人の住所が表示される
- 配偶者が非居住者の場合、非居住印字区分は表示されず「非居住者」のみ表示される
番号 | 項目 | 説明 |
14 | (源泉・特別)控除対象配偶者 | ●[扶養親族]の[本人]タブ-[配偶者あり]、[源泉控除対象配偶者]にチェックが付いている場合、以下を印字 |
(フリガナ) | [扶養親族]の[被扶養者]タブ-[配偶者]の[フリガナ] | |
(氏名) | [扶養親族]の[被扶養者]タブ-[配偶者]の[名前] | |
(区分) | [扶養親族]の[被扶養者]タブ-[配偶者]の[非居住者]にチェックがある場合、「○」を印字 | |
個人番号 | [マイナンバー管理]の[従業員と家族の個人番号編集]-[個人番号] ※源泉徴収票(受給者交付用)には印字されません。 |
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15 | 控除対象扶養親族 | [扶養親族]の[被扶養者]タブ-[扶養親族]で、[扶養区分]が「年少」以外の扶養親族の氏名、フリガナ、非居住印字区分の番号、個人番号 ※個人番号は、源泉徴収票(受給者交付用)には印字されません。 |
16 | 16歳未満の扶養親族 | [扶養親族]の[被扶養者]タブ-[扶養親族]で、[扶養区分]が「年少」の扶養親族の氏名、フリガナ、非居住者の判断区分 ※個人番号は、給与支払報告書(個人別明細書)に印字されます。 |
17 | 【未成年】~【勤労学生】の各欄 | 該当する場合に「*」印を印刷 |
【未成年者】 | [従業員<個人別>]の[一般]タブ-[生年月日]より未成年者と判定された場合 | |
【外国人】 | [扶養親族]の[本人]タブ-[外国人]にチェックあり | |
【死亡退職】 | [従業員<個人別>]の[一般]タブ-[就業状況]が「退職(死亡)」で[退職年月日]に年末調整年度の日付が入力されている | |
【災害者】 | [扶養親族]の[本人]タブ-[災害者]にチェックあり | |
【乙欄】 | [従業員<個人別>]の[一般]タブ-[税額表]が「乙欄」 | |
【本人が障害者】特別 | [扶養親族]の[本人]タブ-[障害者に該当する]にチェックありで「特別障害者」を選択 | |
【本人が障害者】その他 | [扶養親族]の[本人]タブ-[障害者に該当する]にチェックありで「一般の障害者」を選択 | |
【寡婦】 | [扶養親族]の[本人]タブ-[寡婦またはひとり親]の「寡婦」を選択 | |
【ひとり親】 | [扶養親族]の[本人]タブ-[寡婦またはひとり親]の「ひとり親」を選択 | |
【勤労学生】 | [扶養親族]の[本人]タブ-[勤労学生に該当する]にチェックあり | |
18 | 中途就・退職 | [従業員<個人別>]の[一般]タブ-[就業状況]が「退職(普通)」または「退職(死亡)」で[退職年月日]に年末調整年度の日付が入力されている場合、【退職】に「*」、【年月日】に[退職年月日]を印刷 |
19 | 受給者生年月日 | [従業員<個人別>]の[一般]タブ-[生年月日] |
20 | 支払者 | |
個人番号又は法人番号 | [事業所]の[一般]タブ-[事業所のマイナンバー]の以下のいずれかを印字 ・法人番号 |
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住所(居所)又は所在地 | [事業所]の[一般]タブ-[住所] | |
氏名又は名称 | [事業所]の[一般]タブ-[事業所名]と[電話番号] | |
21 | 備考 ※給与支払報告書(個人別明細書)の場合は、「5人目以降の控除対象扶養親族の個人番号」「5人目以降の16歳未満の扶養親族の個人番号」 |
5人目以降の控除対象扶養親族(16歳未満の扶養親族)、および退職手当等を有する配偶者・扶養親族のマイナンバーが印字されます。 ※源泉徴収票(受給者交付用)には、「備考」欄はありません。 |