Excelへの書き出しが行えるのは、「得意先台帳」「仕入先台帳」「商品台帳」「商品価格表」です。
※弥生販売 スタンダードには「仕入先台帳」の機能はありません。
- Excel書き出しを行うには、Microsoft Excelがインストールされている必要があります。以下のページで利用できるバージョンを確認してください。
弥生製品のシステム要件について - Microsoft Excelを使用するには、日本マイクロソフト株式会社のライセンス認証が完了している必要があります。
- パスワードが設定されているExcelファイルへの書き出しはできません。
- 書き出し中にExcelで他の作業を行わないでください。
- 台帳コードの変更は一括で行えません。
既に登録している台帳コードを変更したい - 商品の単価変更は、単価一括変更で行います。
商品単価を一括で変更したい
ここでは、得意先台帳の指定売上伝票を一括で変更する方法を例にして説明します。
得意先台帳のExcel書き出し手順
- [台帳]メニューの[得意先リスト]をクリックします。
特定の得意先を絞り込んで一括で変更したい場合
[絞り込み]をクリックして、対象を絞り込んでから手順2以降を行います。
- 1行目の得意先の[指定売上伝票]を今回変更したい書式に変更します。
- [Excel]をクリックします。
- [出力形式]から[テキスト形式]を選択します。 [書き出すファイルについて]で[新規のExcelファイルに書き出す]を選択して、[OK]をクリックします。
- 書き出されたExcel画面で得意先1行目の「指定売上伝票」の値が、手順2で変更した「指定売上伝票」の書式です。
得意先1行目の「指定売上伝票」の値をコピーし、「指定売上伝票」を変更するすべての得意先の「指定売上伝票」欄に貼り付けて変更します。
- 変更作業が完了したら[ファイル]から[名前を付けて保存]をクリックして、[ファイルの種類]でファイルを「テキスト形式」で保存してください。
- [保存先]、[ファイル名]、[ファイルの種類]は、弥生販売へのインポート時に必要になりますので、メモに控えてください。
弥生販売へインポートできるテキスト形式は、「CSV(カンマ)区切」「スペース区切」「タブ区切」のいずれかになります。
保存方法によって、コードの桁数が正しく保存されないことがあります。弥生販売から出力したファイルを保存するときは「タブ区切り」で保存することをお勧めします。
テキスト形式で出力されている項目については、 インポートできるデータの条件と項目一覧 の「インポート/エクスポート項目一覧(PDF)」を参照してください。
Excelで修正した得意先台帳の読み込み(インポート)手順
インポートを行う前に必ずバックアップを保存してください。
誤ってインポートした場合は、インポート前のバックアップを復元してください。
- [ファイル]メニューの[インポート]-[台帳インポート]をクリックします。
- [台帳インポートウィザード]が起動します。[次へ]をクリックします。
- インポート対象で[台帳のインポート]を選択して、[次へ]をクリックします。
- インポートする台帳を[▼]から選択します。 今回は得意先を選択します。
- [対象となるテキストファイルを選択してください。]の[参照]をクリックします。
- 【得意先台帳のExcel書き出し手順】手順6で保存したテキストファイルを選択して、[開く]をクリックします。
- 元の画面に戻ったら、[次へ]をクリックします。
- [テキスト形式]は、【得意先台帳のExcel書き出し手順】手順6で保存したテキストの形式(例ではタブ区切り)を選択します。
- [インポート開始行]を「6」と指定します。
- インポート内容が表示されます。
[データ行1]の[得意先コード]欄に1番目の得意先コードが正しく表示されているか確認します。
正しく表示されていない場合は[戻る]をクリックして、インポート開始行を調整してください。
[データ行1]に1行目の得意先が正しく表示されていれば、[作成]をクリックします。 - 「上書きしますか?」と確認メッセージが表示されます。 今回は既存の台帳に修正内容を上書きするため、[全て上書き]をクリックします。
- インポートが正常に終了するとインポートウィザード画面に「得意先[○○]を変更しました。」とコードごとに表示されます。
インポート内容を確認する場合は、[確認表印刷]をクリックして内容を印刷します。
[確認表]が不要の場合は、[次へ]をクリックします。インポートが正常に完了しなかった場合
インポートが正しく行えなかった場合は、台帳インポートウィザードにインポートできなかった項目と理由が表示されます。
[エラー一覧印刷]をクリックし、インポートされなかった部分を確認してください。 - [完了]をクリックすると、インポートが終了します。 インポートを無効にする場合は、[キャンセル]をクリックしてください。
「得意先台帳のExcel書き出し」の手順4で書き出したExcelファイルをインポートすると、開始行は6行目になります。