伝票の修正や削除ができない 弥生販売 サポート情報

ID:ida20347

登録済みの伝票で、以下の場合は修正・削除ができません。
修正・削除を行うには該当する状態の対処方法を行ってください。

伝票の種類状態
売上伝票、仕入伝票伝票の[締切]欄が[請求済(締切済)]となっている場合
伝票の[出荷]欄が[全数出荷][一部出荷]となっている場合
受注伝票、発注伝票伝票の[納品]欄が[完納]となっている場合
各種伝票伝票の[承認状態]欄が[承認済み]となっている場合
※プロフェッショナル/ネットワークのみ
上記のいずれにも当てはまらず、「登録」や「削除」がグレーアウトしていてクリックできない場合

売上伝票、仕入伝票で伝票の[締切]欄が[請求済(締切済)]となっている場合

[締切]欄が[請求済(締切済)]の伝票は、請求締切(支払締切)が実行されているため修正・削除を行うことができません。

[請求締切の取消]や[支払締切の取消]の操作を行い、締切を取り消してから修正・削除の操作を行います。
請求締切(支払締切)後に伝票を追加・修正・削除する方法


売上伝票、仕入伝票で伝票の[出荷]欄が[全数出荷][一部出荷]となっている場合

受注(発注)伝票から払い出し(受け入れ)を行った売上(仕入)伝票は、[出荷]欄に[全数出荷]や[一部出荷]と表示されます。

払い出し(受け入れ)を行った売上(仕入)伝票の修正・削除を行う場合は、修正・削除を行いたい項目によって操作方法が異なります。
ここでは受注伝票から払い出しを行った売上伝票を例に説明します。仕入伝票で作業する場合は読み替えて作業を行ってください。
※弥生販売 スタンダードには、仕入伝票機能はありません。

[払い出し(受け入れ)を行った売上(仕入)伝票の修正]の手順

  • クイックナビゲータの[売上]カテゴリから[得意先への売上]をクリックします。
  • 売上伝票画面で[売上日]または[伝票番号]欄にカーソルがある状態で[参照]をクリックします。
  • [直前売上伝票参照]で修正したい伝票を選択して、[ズーム]をクリックします。
  • 明細行の[出荷]欄が[全数出荷][一部出荷]になっている伝票を修正するには以下の手順で行います。
    • 得意先の変更
    • 売上伝票での修正はできません。売上伝票を削除して、受注伝票で修正してください。
    • [取引区分]の変更
    • プルダウンメニューから変更する項目を選択してください。
    • [納入先][担当者][摘要]の変更
    • 変更する項目欄で[参照]をクリックして、変更したい内容を選択します。
    • [商品コード][数量][税転嫁]の変更
    • [出荷]欄で[訂正出荷]を選択後、変更したい箇所の修正をします。

    訂正出荷(訂正入荷)を選択して売上伝票(仕入伝票)で商品や数量などを訂正した場合、元の受注伝票(発注伝票)へ反映するのは[数量]のみです。他の項目は反映されず、金額も再計算されません。

    受注伝票(発注伝票)のPDF送信または印刷の控え保存後に伝票を変更した場合

    訂正出荷(訂正入荷)後に、払い出し元の受注伝票(受け入れ元の発注伝票)を再発行する場合は、受注伝票(発注伝票)に訂正内容をすべて反映させたうえで、修正前と修正後の証憑の関連性がわかるようにして修正前後の証憑を保存する必要があります。

  • [登録]をクリックします。

受注伝票、発注伝票で伝票の[納品]欄が[完納]となっている場合

売上(仕入)伝票へ払い出し(受け入れ)を行った受注(発注)伝票は、修正・削除を行うことができません。
払い出し(受け入れ)を行った売上(仕入)伝票の削除を行ってから、受注伝票、発注伝票の修正・削除を行います。

ここでは受注伝票から払い出しを行った売上伝票を例に説明します。仕入伝票で作業する場合は読み替えて作業を行ってください。
※弥生販売 スタンダードには、仕入伝票機能はありません。

[払い出し(受け入れ)を行った受注伝票(発注伝票)の修正]の手順

  • クイックナビゲータの[売上]カテゴリから[得意先からの受注]をクリックします。
  • [参照]または[検索]から、修正(または削除)を行いたい受注伝票を表示させます。
  • [受注番号]を確認して、[受注伝票]画面を閉じます。 00020347_002C
  • クイックナビゲータの[売上]カテゴリから[得意先への売上]をクリックします。
  • [検索]をクリックします。
  • [受注番号]に、手順3で確認した受注番号を入力します。 00020347_003A
  • [検索]をクリックします。
  • [検索結果]に表示された該当の伝票を選択して、[ズーム]をクリックします。
  • [売上伝票検索]画面を閉じます。
  • [削除]をクリックして、売上伝票を削除します。売上伝票を閉じます。

    伝票の締切の状態が[請求済]になっている場合は、削除ができません。その場合は、 請求締切(支払締切)後に伝票を追加・修正・削除する方法 を参照して請求締切の取消を行ってから、削除を実行してください。

  • 再度、クイックナビゲータの[得意先からの受注]をクリックして、該当の受注伝票を表示します。
  • 必要に応じて伝票の削除や修正を行います。

伝票の[承認状態]欄が[承認済み]となっている場合(プロフェッショナル/ネットワークのみ)

[承認状態]欄が[承認済み]となっている場合、承認済みの伝票の修正・削除を行うことができません。
00020347_006

承認済みの伝票の修正・削除を行う場合、以下の流れで操作を行います。

  • 承認の取り消しを実施
  • 伝票の修正・削除を実施
  • 伝票の承認を実施

承認の取り消し、伝票の承認は 伝票の承認 を確認して行ってください。

[請求締切]や[支払締切]を実行した伝票の承認を取り消すことはできません。[請求締切の取消]や[支払締切の取消]を先に行ってから、承認の取消を行ってください。
請求締切(支払締切)後に伝票を追加・修正・削除する方法


上記のいずれにも当てはまらず、「登録」や「削除」がグレーアウトしていてクリックできない場合

[伝票の編集]が制限されたユーザーでは、各種伝票の[登録]や[削除]を行うことができません。
事業所データを開いているユーザーで伝票の修正や削除を行いたい場合は、ユーザー情報の編集を行います。
※ユーザー情報の編集は、管理者権限のあるユーザーで行ってください。

  • 弥生販売ではタイトルバーにログインしているユーザー名が表示されます。
    「管理者」以外のユーザー名が表示されている場合、以下のユーザー権限の確認を行います。
  • タイトルバーに「管理者」やユーザー名が表示されていない場合、[オプション]メニューの[環境設定]をクリックし、[ログインユーザー名を表示する]にチェックを付けてください。

ユーザーの[編集制限の設定]の確認・変更手順

  • 「管理者」または管理権限のあるユーザーでログインします。
  • [ツール]メニューの[ユーザー管理]-[ユーザー設定]をクリックします。
  • 設定を確認したいユーザーを選択し、[編集]をクリックします。
  • [伝票の編集]にチェックが付いているかを確認します。チェックが付いていない場合は、クリックしてチェックを付けます。 00020347_005B

    [承認者][代理承認者]が選択できる状態になるときは、[承認者]欄のプルダウンリストからユーザーを選択します。
    必要に応じて[代理承認者]も同様に設定してください。

  • [登録]をクリックします。
  • [閉じる]をクリックします。

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