
[請求書番号]の出力が不要の場合は、請求締切後、請求書を発行する前に以下の【1.[請求書番号]を空白にする手順】 を毎回行うことにより[請求書番号]を空白にできます。
また、帳票レイアウタで請求書番号を出力しない書式を作成すれば、毎回【1.[請求書番号]を空白にする手順】を行う必要はありません。
請求書番号を出力しない書式の作成方法は【2.新しい書式を作成する手順】 を、作成した書式を使用しての請求書の発行方法は【3.作成した用紙で請求書を発行する手順】 をそれぞれ参照してください。
1.[請求書番号]を空白にする手順
以下で説明する請求書番号を印字しない方法は、[掛売上]で請求締切を実行したものに限ります。[都度請求]の請求番号は、変更および空白で出力する設定はできません。
[請求No.]の文字を消すには帳票レイアウタでの作業が必要になります。
作業手順は【2.新しい書式を作成する手順】を参照してください。
- クイックナビゲータの[売上]カテゴリから[請求残高]をクリックします。
- [請求締切一覧表]で請求書番号を出力したくない請求書を含む[締グループ]と[締日]を指定して、[集計]をクリックします。
- 表示された[請求書番号]欄をクリックし、キーボードの[Delete]キーで番号を空欄にします。
- 請求書番号を空欄にした請求書を発行すると、[請求書番号]は出力されません。
2.新しい書式を作成する手順
帳票レイアウタの機能を使用して以下の手順で新たな書式を作成し、請求書番号を出力しないようにします。
ここでは、[帳票レイアウタ]でレイアウト名(書式)に「(販売11形式)」と記載がない書式でレイアウト編集する方法を説明します。
「(販売11形式)」と記載されている書式の場合は、手順が異なります。
詳細な手順は、
帳票レイアウタの操作手順
の「【旧帳票】印字したくない項目を削除する手順」を参照してください。
※弥生販売 スタンダードでは「(販売11形式)」と記載されている書式のレイアウト編集を行えません。
- クイックナビゲータの[事業所データ]カテゴリから[帳票レイアウタ]をクリックします。
- 帳票一覧から、変更したい帳票を選択して、[開く]をクリックします。
- [専用用紙のレイアウトを編集しようとしています。]のメッセージが表示されます。
- 罫線も出力する汎用用紙のレイアウトにする場合は「はい」をクリックします。
- 罫線を出力しない専用用紙のレイアウトにする場合は「いいえ」をクリックします。
- 画面右上の項目[No.][<伝票番号>]を選択します。
※ctrlキーを押しながらクリックすると複数の項目が選択できます。
- キーボードの[Delete]キーを押します。
- 画面右上の[変更を保存する]をクリックします。
[コメントを入力してください。]欄にわかりやすい名称を入力して、[名前を付けて保存]をクリックします。
ここでは「請求書番号なし」という書式名で保存します。 - [帳票レイアウタ]画面を右上の[×]で閉じます。
3.作成した書式で請求書を発行する手順
- 弥生販売を起動します。クイックナビゲータの[売上]カテゴリから[請求書の発行]をクリックします。
- [集計単位][締日]などを設定して[集計]をクリックします。
- 請求書発行の対象が一覧表示されたら、[印刷]または[送信]をクリックします。
- [書式]で【2.新しい書式を作成する手順】の手順6でコメントに入力した書式を選択します。
※画面は印刷画面の場合 - [印刷プレビュー]または[プレビュー]をクリックして出力イメージを確認します。
- プレビューで内容確認後、右上の[×]でプレビュー画面を終了して[印刷実行]または[送信実行]をクリックします。
帳票レイアウタで作成した書式を常に使用する場合は、得意先台帳(得意先リスト)の[指定請求書]の設定が必要になります。
詳細な設定方法は、
売上伝票(納品書)や請求書で印刷書式を固定したい
を参照してください。