YAYOI インスタンスの作成（SQL Server 2014）

SQL Server 2014のYAYOIインスタンスを作成する手順を説明します。
SQL Serverのほかのバージョンの手順は、以下を参照してください。

YAYOI インスタンスの作成（SQL Server 2022/2019/2017/2016）：弥生会計
YAYOI インスタンスの作成（SQL Server 2022/2019/2017/2016）：弥生販売

SQL Server 2014は2024年7月9日に、日本マイクロソフト株式会社によるサポートが終了します。
詳細は以下を確認してください。
SQL Server 2014サポート終了に伴う弥生製品の対応について

YAYOI インスタンスを作成する

作業を始める前に、すべてのプログラムを終了してください。

お持ちのSQL Server 2014のDVD-ROMを、サーバーのドライブにセットします。［インストールセンター］が表示されない場合は、［コンピューター］（または［マイコンピュータ］）を開いてDVD-ROMドライブをダブルクリックし、「setup.exe」をダブルクリックしてください。
画面左側の［インストール］をクリックした後、画面右側の［SQL Serverの新規スタンドアロンインストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加］をクリックします。
［セットアップサポートルール］が自動で開始されます。［失敗］、［警告］が表示された場合は、［詳細の表示］をクリックして原因を確認してください。
［セットアップサポートルール］画面ですべての項目が成功したら、［OK］をクリックします。プロダクトキーの入力画面が表示されます。
DVD-ROMのケースに記載されているプロダクトキーを入力して、［次へ］をクリックします。
［ライセンス条項］画面が表示されます。
ライセンス条項に同意する場合は、［ライセンス条項に同意します。］にチェックを付け、［次へ］をクリックします。
［セットアップファイルのインストール］が自動で開始され、［インストールルール］画面が表示されます。
［失敗］、［警告］がないことを確認して、［次へ］をクリックします。［失敗］、［警告］が表示された場合は、［詳細の表示］をクリックして原因を確認し、エラーを解決してください。

［セットアップロール］画面が表示されます。
［SQL Server 機能のインストール］にチェックを付け、［次へ］をクリックします。
［機能の選択］画面が表示されます。
［データベースエンジンサービス］にチェックを付け、［次へ］をクリックします。この画面ではオプション機能をインストールできます。［管理ツール完全］にチェックを付けると、saパスワードの変更などを行うためのツールなどがインストールされます。
インストールオプションについては、ネットワーク管理者に確認してください。

［機能ルール］が自動で開始され、［機能ルール］画面が表示されます。
［失敗］、［警告］がないことを確認して、［次へ］をクリックします。［失敗］、［警告］が表示された場合は、［詳細の表示］をクリックして原因を確認し、エラーを解決してください。

［インスタンスの構成］画面が表示されます。
［名前付きインスタンス］を選択した後、半角大文字で「YAYOI」と入力し、［次へ］をクリックします。弥生製品で使用するには、インスタンス名を「YAYOI」にする必要があります。

［サーバーの構成］画面が表示されます。
［SQL Serverデータベースエンジン］で［アカウント名］に「NT AUTHORITY￥SYSTEM」と入力して、［次へ］をクリックします。
［データベースエンジンの構成］画面が表示されます。
［サーバーの構成］タブで「混合モード」を選択します。弥生製品は「混合モード」で動作します。
［SQL Serverのシステム管理者(sa)アカウントのパスワードを指定します。］にパスワードを入力し、確認用のパスワードを再度入力します。
ここで入力したパスワードが「saパスワード」になります。saパスワードは、弥生製品の各種設定で必要になります。大切に保管してください。

パスワードの指定については、次の注意を参照してください。
パスワードの指定について
- 指定するパスワードについて
  sa パスワードには、以下の「入力規則」を満たす8文字以上の文字列を指定する必要があります。
  
  ＜入力規則＞
  次の4種類の文字種のうち3種類の文字を含むこと
  - 英大文字（A～Z）
  - 英小文字（a～z）
  - 算用数字（0～9）
  - 感嘆符（!）、ドル記号（$）、番号記号（#）、パーセント記号（%）などの英数字以外の文字
  ここで指定するパスワードは弥生製品でも設定が必要になります。設定したパスワードを忘れないようにしてください。忘れた場合は、SQL Server 2014の再インストールが必要な場合があります。
  - データベースの管理者パスワード（saパスワード）を忘れてしまった（データベースの入れ直し）：弥生会計
  - データベースの管理者パスワード（saパスワード）を忘れてしまった（データベースの入れ直し）：弥生販売
- パスワードの指定要件が異なる場合
  Windowsの環境によっては、パスワードの指定要件が異なる場合があります。
  - saパスワードの指定要件が異なる場合：弥生会計
  - saパスワードの指定要件が異なる場合：弥生販売
SQL Serverの管理者を追加して、［次へ］をクリックします。 SQL Serverの管理者には、必ずビルトイングループのAdministratorsを追加してください。
Administratorsの追加は［追加］をクリックして行います。

［機能構成ルール］が自動で開始され、［機能構成ルール］画面が表示されます。
［失敗］、［警告］がないことを確認して、［次へ］をクリックします。［失敗］、［警告］が表示された場合は、［詳細の表示］をクリックして原因を確認し、エラーを解決してください。

［インストールの準備完了］画面が表示されます。
［インストール］をクリックします。
インストールが開始され、完了すると［完了］画面が表示されます。
［閉じる］をクリックします。
［SQL Server 2014セットアップ］画面が閉じます。