saパスワードを忘れてしまった場合は、SQL Serverの再インストールが必要です。
- 作業の前に心当たりのあるパスワードを試してください。
- 複数台での運用を行っている場合は、他のコンピューターでログインが可能か試してください。
- データベースの管理者パスワード(saパスワード)は、以下の入力規則に従って設定されています。
- 8文字以上(環境により9文字以上の場合があります)
ご使用のコンピューターで強力なパスワードポリシーを設定している場合、そのパスワードポリシーを満たす必要があります。 - 以下の(1)~(4)の4種類の文字のうち、3種類の文字を含む
(1)英大文字(A~Z)
(2)英小文字(a~z)
(3)算用数字(0~9)
(4)感嘆符(!)、ドル記号($)、番号記号(#)、パーセント記号(%)など
英数字以外の記号(「¥」は不可)
- 8文字以上(環境により9文字以上の場合があります)
SQL Serverは、新しいバージョンにデータを移すことはできますが、一度新しいバージョンで開いたデータは旧バージョンのデータベースに戻すことはできません。
また、削除したデータベースを復元することもできません。
2.データベースのアンインストール(削除)を行う前に、必ずバックアップを作成してください。
既にSQL Serverに接続できない状態の場合は、データのバックアップはできません。
事業所データの新規作成時、保存先サーバーを設定する段階で「サーバーにアクセスできませんでした」または「データベース(SQL Server)にアクセスできませんでした。」のエラーが発生した場合は、データベースのアンインストールと再インストールのみ行います。
再インストールの流れ
1.データをバックアップする
データベースに保存されている弥生製品のデータをバックアップします。
- バックアップファイルの作成 :弥生会計
- データを保存(バックアップ)する方法 :弥生販売
2.データベースのアンインストール(削除)
- データベースの削除方法 :弥生会計
- データベースの削除方法 :弥生販売
3.データベースの再インストール
弥生ネットワークシリーズかそれ以外で手順が異なりますので、ご使用の製品の手順を確認してください。
弥生 ネットワークシリーズ(弥生会計 ネットワーク、弥生販売 ネットワーク)をご使用の場合
それ以外の場合
データベースは、弥生製品のプログラムに同梱されています。製品のプログラムをダウンロードして、データベースをインストールします。
プログラムをダウンロードしていない場合は、プログラムダウンロードからダウンロードしてください。
インストールを始める前に、すべてのプログラムを終了してください。
特に常駐プログラムが動作している場合、正しくインストールできないことがあります。
- ダウンロードしたプログラムをダブルクリックします。 インストールランチャーが表示されます。
- [データベースのインストール]をクリックします。
※ユーザーアカウント制御画面が表示されたら、[続行]または[はい]をクリックします。
弥生販売 スタンダード、弥生販売 プロフェッショナルは[データベースのインストール]がありません。
[弥生販売のインストール]をクリックしてください。 - [インストール開始]をクリックします。 [弥生シリーズセットアップ]の画面が表示されます。
- 使用許諾契約内容を確認して、[使用許諾契約の条項に同意します。]にチェックを付けて[次へ]をクリックします。
- [データベースの使用について]を確認して[次へ]をクリックします。
- [データベースパスワードについて]を確認して[次へ]をクリックします。
-
データベースの管理者パスワード(saパスワード)を設定して、[次へ]をクリックします。
データベースの管理者パスワード(saパスワード)は、以下の入力規則を満たす必要があります。
- 8文字以上
- 以下の(1)~(4)の4種類の文字のうち、3種類の文字を含む
(1)英大文字(A~Z)
(2)英小文字(a~z)
(3)算用数字(0~9)
(4)感嘆符(!)、ドル記号($)、番号記号(#)、パーセント記号(%)など
英数字以外の記号(「¥」は不可)
なお、ご使用のコンピューターで強力なパスワードポリシーを設定している場合、そのパスワードポリシーを満たす必要があります。
- [データベースパスワードの確認]画面で、手順7で設定したパスワードを再入力します。
- 画面に従って、再インストールします。
ご利用環境によって、インストールに時間がかかる場合がありますが、インストールの途中でキャンセルを行うと、再度インストールを実行してもデータベースをインストールできなくなることがあります。
絶対に[キャンセル]はクリックせずに、インストールが完了するまでお待ちください。
4.バックアップファイルの復元
「1.データをバックアップする」の手順で保存したバックアップファイルを復元します。※製品によって手順が異なります。お使いの製品をクリックしてください。
<弥生会計>バックアップファイルの復元手順
- [ファイル]メニューの[バックアップファイルの復元]をクリックします。 [バックアップファイルの選択]画面が表示されます。
- 復元したいバージョンにチェックが付いていることを確認します。
- [バックアップファイル]の[名前]に、復元するバックアップファイルが表示されている場合は、復元するバックアップファイルを選択して[開く]をクリックします。
手順8へ
[バックアップファイル]の[名前]に、復元するバックアップファイルが表示されていない場合は、[参照先の設定]をクリックして、バックアップファイルの保存先を追加します。
ここでは、USBメモリに保存されているバックアップファイルを復元するため、[参照先の設定]をクリックします。 - [参照先の設定]画面で[フォルダーを追加]をクリックします。
- [USBドライブ]を選択して[OK]をクリックします。
- [参照先の設定]画面に[USBドライブ]が追加されたことを確認して[OK]をクリックします。 [バックアップファイルの選択]画面に戻ります。
- 追加した[USBドライブ]の中に表示されているバックアップファイルを選択して、[開く]をクリックします。
[バックアップファイルの復元]画面が表示されます。 - [復元場所][復元データ名]を確認します。
必要に応じて、[復元場所]を変更することができます。
「サーバーにアクセスできませんでした。」のメッセージが表示される
[参照先]をクリックし[保存先の選択]画面から選択します。
[参照先の設定]をクリックし、[参照先の設定]画面の[サーバーを追加]をクリックすると、[サーバーの設定]画面から参照先を追加できます。復元場所に同じ名前の事業所データが存在する場合、下図のメッセージが表示されます。
既存の事業所データに上書きする場合は、[はい]をクリックします。
上書きせず、別データとして復元したい場合は、[いいえ]をクリックして[復元データ名]を直接変更し[復元]をクリックします。 - [復元]をクリックします。
- 「バックアップファイルの復元は正常に終了しました。」のメッセージが表示されたら、[OK]をクリックします。
<弥生販売>バックアップファイルの復元手順
- [ファイル]メニューの[バックアップファイルの復元]をクリックします。
- [バックアップファイルの復元]画面の[参照]をクリックします。
- 復元したいバックアップファイルが保存されている場所(ここではUSBメモリを接続すると表示される[USBドライブ])を選択します。
- 復元したいバックアップファイルを選択して、[ファイル名]に復元したいバックアップファイル名が表示されたのを確認し、[開く]をクリックします。
- [場所]が手順3で選択した保存場所になっているか、また[名称]が復元したいバックアップファイルの名称になっているかを確認して、[OK]をクリックします。
- [復元先の指定]画面が表示されたら、[新規保存]を選択します。
- [復元場所]と復元後の[事業所データ名]を指定します。 [復元場所]を変更する場合は、[参照]をクリックして、保存先サーバーを指定します。
- [事業所データ名]には、復元後の事業所データ名を入力し、[OK]をクリックします。
- 「バックアップファイルの復元は正常に終了しました。」のメッセージが表示されたら、[OK]をクリックします。
エラーメッセージが表示された場合
サーバーへのアクセスが遮断されている原因を確認して、対処を行う必要があります。
詳細は、リンク先を参照してください。