「見積書」や「売上伝票(納品書)」「請求書」などの帳票をPDFファイルとして保存できます。
用紙に印刷せずファイルとして保存することで、メールに添付して取引先に帳票を送信したい場合に活用できます。
- 取引内容のメールによる授受は電子取引に該当するため、電子帳簿保存法に則った方法で保存する必要があります。
また、取引内容を電子データで保存する場合は電磁的記録の保存に該当するため、同様に電子帳簿保存法への対応が必要です。
電子帳簿保存法への対応は、以下を参照してください。
弥生販売は電子帳簿保存法に対応していますか? - 取引内容をメールで送信したい場合は、以下も確認してください。
帳票を取引先にメールで送りたい
ここでは例として見積書をPDFファイルに保存する手順を説明します。
売上伝票や請求書をPDFファイルとして保存する場合は、見積書の箇所を売上伝票や請求書と読み替えて操作してください。
- クイックナビゲータの[売上]カテゴリの[見積書の作成]をクリックします。[見積書]画面が表示されます。
- [参照]をクリックして、見積書を1件選択し[ズーム]をクリックします。
- [印刷]をクリックします。
- [出力帳票]で印刷する帳票を選択します。
- [印刷プレビュー]をクリックして画面を確認します。
印刷プレビューで表示された内容がそのままPDFファイルとして保存されます。
売上伝票、請求書などで専用用紙に印刷されている場合は、白紙に罫線付きで印刷できる帳票を選択してください。
罫線付きの帳票へ変更する方法は、以下を参照してください。 - [印刷]画面の[プリンター]で[▼]をクリックします。
[PDFファイルの作成]を選択して、[印刷実行]をクリックします。 - [名前を付けて保存]画面が表示されます。 ファイルを保存する場所を選択します。
- [ファイル名]欄にわかりやすい名前を入力して[保存]をクリックします。
既に同じ名前のファイルが存在する場合は、上書きの確認メッセージが表示されます。上書きする場合は[はい]を、上書きしたくない場合は[いいえ]をクリックしてファイル名を変更します。
- 手順8で保存した場所を開き、手順5で確認した見積書が保存されているか確認します。
補足情報
「PDFの作成」でPDFを作成する際のファイル作成ルールは、以下のとおりです。
●1件の伝票、請求書を印刷する場合のPDFファイル作成ルール
帳票種類 | (販売11形式)と記載がある書式 | (販売11形式)と記載がない書式 |
見積書 受注伝票 売上伝票 領収証※ 請求明細書 合計請求書 発注伝票※ |
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例)得意先コードA001の得意先の見積書を、「夏季セール御見積」という名称で保存した場合のファイル名:「夏季セール御見積-000001-A001」 |
支払明細書※ | - |
※領収証:「弥生 334405 領収証」は「(販売11形式)と記載がある書式」を確認してください。
※発注伝票、支払明細書は弥生販売 スタンダードにはありません。
●連続印刷、請求書発行、支払書発行で複数の得意先(仕入先)の帳票をまとめて印刷する場合のPDFファイル作成ルール
帳票種類 | (販売11形式)と記載がある書式 | (販売11形式)と記載がない書式 |
見積書 受注伝票 売上伝票 領収証※ 発注伝票※ |
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例)得意先コードA001、B002、C003の売上伝票を、「納品書」という名称で保存した場合のそれぞれのファイル名:「納品書-000001-A001」「納品書-000002-B002」「納品書-000003-C003」 |
請求明細書 合計請求書 |
例)請求書発行画面で請求先コードD004、E005、F006の請求明細書を「5月分請求書」という名称で保存した場合のそれぞれのファイル名:「5月分請求書-000001-D004」「5月分請求書-000002-E005」「5月分請求書-000003-F006」 | |
支払明細書※ | - |
※領収証:「弥生 334405 領収証」は「(販売11形式)と記載がある書式」を確認してください。
※発注伝票、支払明細書は弥生販売 スタンダードにはありません。